初心者必見!オンライン英会話で使えるフレーズ集
オンライン英会話のレッスン、慣れないうちは緊張しますよね。相手の言葉が聞き取れなかったり、どう答えたらいいのか思い浮かばなかったり、戸惑うこともあるでしょう。しかし、恥ずかしがる必要も、引け目に感じる必要もありません。
とはいえ、沈黙は気まずく、その沈黙から英語に苦手意識を持ってしまうこともあるかもしれません。
この記事は、子ども英語・留学統括プロデューサーであり、英語指導歴15年以上の前田恵理さんが監修。オンライン英会話で沈黙をつくらずに乗り切るための万能フレーズや定番フレーズ、さらには緊張を自信に変えるコツも紹介します。
万能フレーズをいくつか準備しておくだけで、レッスンがスムーズに!
日本語で会話する際は、言葉に詰まっても「ええと…」「もう一度言ってもらえますか?」など、さりげなく沈黙を埋める言葉が出てくるのではないでしょうか。それは、言葉に詰まったときの万能なフレーズを無意識のうちに習得しているからです。
英語でも同じような万能フレーズを身につけておくことで、言葉に詰まってもできるだけ沈黙にならずに会話を続けることができます。沈黙への不安が減ることで、レッスンも受けやすくなるでしょう。
まずはこれだけ!押さえておきたいフレーズ3選
最初からたくさんのフレーズを覚える必要はありません。これから紹介する3つをシーンごとに使い分ければ、言葉に詰まっても会話を続けやすくなります。
聞き取れないときは「Sorry?」
相手の言っていることが聞き取れなかった時に会話を止めずに返すための逃げ道的な役割です。
「Sorry?」と語尾にクエスチョンマークを付け、「疑問形」にするのがポイント。このひと言だけで「ごめん、分からなかった」というニュアンスになり、会話のリズムを崩すことなく、発言の繰り返しを求めることができます。
ただし、「Sorry?」はカジュアルな印象。より丁寧に伝えるなら「Again, please?」(もう一度、お願いできますか?)や「Could you say that again?」(もう一度、言っていただけますか?)がおすすめです。
また、聞き取れなかった発言を一字一句変えずに繰り返しもらいたい場合には「Could you repeat that, please?」が適切。「repeat」を用いることで「繰り返し」や「復唱」のニュアンスが強くなります。
とはいえ、まずは「Sorry?」で十分。「ごめんなさい」の気持ちも「もう一度、言ってください」の気持ちも伝わります。
時間が欲しいときは「Let me think…」
「Let me think…」は「ちょっと考えさせてください」という意味。回答がすぐに思い浮かばなかったときに用いられ、日本語の「ええと…」にも該当するフレーズです。
同じように、少し確認しながら考えたいときには「Let me see…」もよく使われます。「えっと…」「どれどれ…」のように、軽く間をつなぐ表現として便利です。
これらのフレーズを使えば、相手にも「考えている時間」だと自然に伝わるので、会話に間が空いても心配はいりません。
英語でなんと言ったらわからないときは「I don’t know how to say it.」
日本語にすると「どう言えばいいか分かりません」。言いたいことが頭にはあるけれど、どうやって英語で伝えるといいかわからない時に使えるフレーズです。
より回答しやすい質問に変えてくれたり、英語を引き出すサポートをしてくれたりするはずです。
また、このフレーズを伝えたあとに思いついた単語を並べてみるのもひとつの方法です。英語でなんとか伝えようとしているという気持ちが伝わるため、単語だけでも伝えたいことを汲み取ってもらいやすくなります。
ちなみに、返答そのものが思い浮かばないときは「I don’t know what to say.」がよく使われます。
【レッスンの流れ別】カンペ用テンプレフレーズ
ここからはレッスンの流れに応じた、定番フレーズを紹介。レッスンの始まりから最中、締めくくりまで、覚えておいて損はありません。
最初の挨拶でリズムを作るためのフレーズ
慣れない英語での会話。特に初めての講師とのレッスンは、より緊張するものです。最初の挨拶を自信を持って言えるだけでも、少しホッとできますよね。
その安心感が、その後の会話のリズムにもつながっていきます。
Hi! Nice to meet you.(はじめまして!)
「Nice to meet you.」は「お会いできてうれしいです」の気持ちを込めた定番の挨拶ですが、ポイントは冒頭の「Hi!」。
「Hi!」を元気よく笑顔で言えたなら、会話の相手である講師はもちろん、その明るさに自分自身も引っ張られ、レッスンを気持ちよく始められます。
I can hear you clearly.(聞こえます。)
挨拶の後、こちらもレッスンの冒頭に使えるフレーズです。音声に問題がないようなら、本格的なレッスンが始まる前に「I can hear you clearly.」、「きちんと聞こえます」と伝えましょう。よりシンプルに「I can hear you.」でも問題ありません。
こちらは問題なくとも相手側の音声が安定しないケースもあり、「きちんと聞こえているかな?」と思いながらレッスンを進めるのは不安ですよね。まずは自分から「聞こえます」と伝えることで、相手からも「こちらも聞こえています」の返答を引き出せます。
I’m a little nervous.(少し緊張しています。)
緊張しているなら隠すことなく、素直に伝えてしまいましょう。「緊張していません」の鎧をまとうよりも自分の気持ちが軽くなり、講師も緊張をほぐすための配慮をしてくれるはずです。
Please speak slowly.(ゆっくり話してください。)
「I’m a little nervous.」(少し緊張しています。)とセットで使えるのが、このフレーズ。「聞き取れなかったらどうしよう」という不安を抱えたままでは、なかなか緊張はほぐれません。ここも素直に「Please speak slowly.」。「ゆっくり話してください」と伝えましょう。
レッスンに慣れてきたなら、同様の意味の「Could you speak slowly, please?」もおすすめ。単語数はやや多くなりますが、よりネイティブに近く、こなれな印象のフレーズです。
レッスン中の「分からない」をきっかけにできるフレーズ
緊張は、「分からないことがあるかも知れない」ことへの不安から生まれることが多いのではないでしょうか。
しかし「分からない」は、恥ずかしいことではなく、学びの「チャンス」だと考えられると思います。
「分からない」ことがあれば、そこを起点に会話を広げていくこともでき、そのやり取り自体が英会話の練習になっていますよね。
ここでは、そのために使えるフレーズを紹介します。
Sorry? One more time, please?(もう一度言ってください。)
先に紹介した「Sorry?」をより具体的に伝えるなら、「Sorry? One more time, please?」。「Sorry?」だけでも伝わりますが、ちょっと長めのフレーズを言えたことが自信になり、緊張をほぐすことにもつながります。
ちなみに、同じく発言の繰り返しを求めるフレーズとして「Pardon?」がありますが、「Sorry?」のほうが自然。「Sorry?」を体に叩き込んでしまいましょう。
Could you type it in the chat?(チャットに書いてもらえますか?)
うまく聞き取れないときは、このフレーズが便利。なかなか聞き取れないことも、スペルを見ると理解できることがよくあります。
チャットの内容をメモしておくと後から復習もできるため、「分からない」ことが、”学び”につながりますね。
What does (英単語) mean?(どういう意味ですか?)
発音は聞き取れたものの、単語の意味が分からない。そんなときは「What does (英単語) mean?」。
たとえば、学校の教科や科目を意味する「subject」。この意味が分からない場合、「What does subject mean?」となります。
オンライン英会話の「通信トラブル」時に使えるフレーズ
オンライン英会話のレッスン中、突然画面が止まったり、音声が途切れたりする「通信トラブル」は誰にでも起こり得るものです。急なトラブルで慌ててしまうと、焦りから言葉が出てこなくなってしまうことも。
万が一のときでも、サッと英語で状況を伝えられるフレーズをいくつか覚えておけば、講師とスムーズに対処でき、安心してレッスンに集中できます。
Your video is frozen.(画面が固まっています。)
相手の映像が止まってしまったときに使うフレーズです。「凍る」という意味の “frozen” を使うことで、画面がカチッと固まっている様子をそのまま表現できます。
I can’t hear you.(声が聞こえません。)
マイクのミュートや回線の不具合などで、相手の音声がまったく聞こえなくなったときに使います。
I’ll refresh the page.(ページを更新します。)
ブラウザの不具合などが疑われ、自分からページを再読み込み(リロード)して復旧を試みるときに伝えます。急に画面から消えると講師が驚いてしまうので、一言断ってから行いましょう。
終わりの挨拶を笑顔で締めるフレーズ
終わりよければすべてよし。実は英語にも同じ意味のことわざがあり、「All’s well that ends well.」。ここではレッスンの終わりを笑顔で締め、次回への意欲につなげるフレーズを紹介します。
I enjoyed today’s lesson!(楽しかったです!)
楽しかったという気持ちを込めて、レッスンの最後に笑顔で伝えたいフレーズです。講師にもその気持ちが伝わり、明るい雰囲気でレッスンを終えられます。
そのような良い雰囲気で終われると、次回のレッスンへの気持ちも自然と前向きになりますよね。
講師の笑顔が見られたなら、次回への意欲が湧いてきます。
Thank you. That was helpful.(勉強になりました。)
「I enjoyed today’s lesson!」とセットで使えるフレーズです。「勉強になりました」の気持ちを伝えたなら、講師も喜ぶこと間違いなし。自分の伝えたことで相手が喜ぶという、会話の醍醐味を味わえます。
See you next time!(またね!)
今後につながる「See you next time!」は、「さようなら」を意味する「Good bye.」よりも講師との距離が縮まるフレーズ。講師にもあなたの印象がより深く刻まれ、その日のレッスンを次回にも生かしてくれるはずです。
Have a great day!(良い一日を!)
昼間のレッスンの締めに使えるカジュアルな挨拶です。自然な一言として、明るい雰囲気のままレッスンを終えられます。
ちなみに、夕方以降の場合は「Have a great evening!」(良い夜を!)で締めるのが適切です。
初心者が緊張を自信に変えるコツ
万能フレーズを知っているだけでは、まだまだ緊張はなくならないですよね。
ある程度、回数をこなして慣れる必要があるでしょう。ここは誰もが通る過程です。まずは無理をせず、英語に触れる時間を少しずつ増やしていけると良いですね。
ここでは、緊張をやわらげるためのちょっとした工夫を紹介します。
フレーズは「見えるところに貼っておく」
今回紹介した万能フレーズは、付箋などに書いてパソコンの横や机に貼っておきましょう。必要なときにすぐ見られるので、話す助けになります。カタカナで読みを書いておいても大丈夫です。
また、パソコンで英語の辞書ページを開いておき、すぐに調べられる状態にしておくこともひとつです。いつでも見られる状態にしておくことで少し不安も和らぐのではないでしょうか。
万能フレーズは、使っていくうちに少しずつ自然と口から出るようになり、次第にメモを見なくても使えるようになっていきます。
「先生」ではなく「良き伴走者」だと考える
「先生に教わる」と考えると、「正しい文法で話さなくては…」「間違えたら恥ずかしい」というプレッシャーから、余計に緊張してしまうかもしれません。
先生を英会話レッスンの「伴走者」だと思うと、少し気持ちが楽になるかもしれません。
間違えても、言葉に詰まっても心配する必要はありません。オンライン英会話の講師は、あなたが伝えようとしている想いを汲み取り、適切なフレーズへ導いてくれる心強い味方です。安心して肩の力を抜いて取り組んでみてください。
オンライン英会話「クラウティ」の講師たちも、単に英語を教えるだけでなく、学びに寄り添う「良き伴走者」であることを大切にしています。肩の力を抜いて取り組んでみてください。
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まずは1レッスン、1フレーズを使うことから始めましょう
今回、万能フレーズやコツを紹介しましたが、大切なのは「無理をしないこと」です。
すべてを完璧にこなそうとする必要はありません。
まずはひとつだけ、実際のレッスンで使ってみる。それだけでも十分です。
日々の小さな積み重ねが、少しずつ土台になっていきます。焦らず、続けていきましょう。
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この記事を監修した専門家
子ども英語・留学統括プロデューサー
フィリピン語学学校役員、学校運営校統括マネージャー を兼任。
国立大学語学センターなどを通して15年以上英会話講師・留学カウンセラーとして英語学習を支援。
英検®、IELTS、TOEIC、VERSANT対策など幅広いテスト対策のカリキュラム開発・カウンセリングに従事。