英検®2級の二次試験対策|設問ごとのポイントや使える表現を徹底解説

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英検®準2級プラスの新設に伴って、2級は「高校卒業時に到達してほしいレベル」を測定する意図がより明確になりました。どのような二次試験対策をすればいいのでしょうか?

このコラムでは、英検®2級の二次試験対策として、設問ごとのポイントを徹底解説いたします。

困ったときに使えるフレーズや、効果的な面接対策の方法も紹介しますので、英検®2級を受験予定の方はぜひ読んでみてください。

監修者よりコメント
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有馬剛介

英検®2級の二次試験は、約7分間の個人面接です。大きく分けると、

① 約60語のパッセージの音読
② パッセージ内容についての質問
③ 3コマのイラストの展開説明
④ 社会性のある話題について自分の意見を述べる質問

で構成されています。

準2級と比べて大きく変わるのは、イラストを見てストーリーとして説明する力と、社会的なテーマについて自分の考えを理由とともに伝える力がより重視されることです。

準2級プラスは2級に近い形式ですが、2級では扱う英文やトピックのレベルがさらに上がり、その場で内容を理解して、自分の英語で組み立てて答える力が必要になります。

対策では、難しい単語や表現を無理に使うことよりも、まず「音読は意味のまとまりを意識する」「イラストは時系列に沿って簡潔に説明する」「意見問題は自分の立場+理由で答える」という基本の型を身につけることが重要です。

また、二次試験は「英語を間違えずに話す試験」ではありません。多少表現に迷っても、沈黙してしまうより、自分が使える英語で最後まで伝えようとすることを意識しましょう。本記事では、試験の流れから各設問の答え方、使いやすい表現、本番までの効果的な練習方法まで順番に解説します。

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目次

  1. 英検®2級の二次試験対策で知っておくべきこと
    1. 試験内容
    2. 従来型とS-CBTのちがい
  2. 出題されるテーマ・トピック|学齢別の準備方法も解説
    1. 小学生の場合
    2. 中学生の場合
    3. 高校生の場合
    4. 英検®2級と準2級・準2級プラスとのちがい
    5. 2024年度の問題形式リニューアルの影響は?
  3. 合格基準と評価されるポイント
  4. 英検®2級の面接の流れ(従来型・S-CBT)
    1. S-CBTのスピーキング試験の流れ
  5. 【英検®2級】二次試験の設問ごとの対策とポイント
    1. パッセージの黙読・音読対策
  6. 効果的な二次試験対策の方法
    1. オンライン英会話を習う
    2. 使える表現やフレーズの引き出しを増やす
    3. 音声教材やアプリでシャドーイングをする
    4. 自分の声を録音してチェックする
    5. 頻出トピックを調べて意見を考えておく
  7. 【英検®2級】スピーキング対策ロードマップ
    1. 2週間以上前|まずは全形式を経験する
    2. 1週間前|本番形式で練習する
    3. 3日前~前日|新しいことを増やさない
    4. S-CBTを受験する場合の注意点
  8. 英検®2級の二次試験対策でよくある質問
    1. Q1.英検®準2級とは別の対策が必要ですか?
    2. Q2.短期間でできる二次試験対策を教えてください
    3. Q3.過去問などのサンプルはありますか?
    4. Q4.面接で役立つ裏ワザがあれば教えてください
    5. Q5. S-CBTでのアティチュードは何に気をつければよいですか?
  9. まとめ:二次試験に合格するには英会話に慣れることが大切

英検®2級の二次試験対策で知っておくべきこと

英検®は、公益財団法人日本英語検定協会が主催している「実用英語技能検定」のことです。

級数は1級、準1級、2級、準2級、準2級プラス、3級、4級、5級の8つで、年に3回実施される「従来型」と、原則毎週土日に実施される「英検®S-CBT」2つの形式があります。英検®S-CBTで受験できる級は準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級です。

このうち、3級以上からは二次試験で面接が行われます。

この章では、英検®2級の二次試験を受ける人が知っておくべきことをまとめて紹介します。

試験内容

英検®2級の二次試験は、面接形式でのスピーキング(約7分)です。従来型の面接では面接官が1名で、日本人の場合もあります。

具体的な試験内容は、下記のとおりです。

測定技能 問題番号 問題形式 詳細
スピーキング(約7分)   音読 60語程度のパッセージを読む。
No.1 パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える。
No.2 60語程度のパッセージを読む 3コマのイラストの展開を説明する。  
No.3,4 受験者自身の意見をたずねる質問 ある事象や意見についての受験者の見解、日常生活の一般的な事柄に関する私見を述べる。(問題カードのトピックに直接関連しない内容含む)

従来型とS-CBTのちがい

英検®2級は、面接官と対面で受験する英検®(従来型)と、パソコンとヘッドセットを使って受験する英検®S-CBTのどちらでも受験できます。

英検®S-CBTは、出題内容・難易度・採点基準が従来型と変わらず、取得できる級・資格や英検®CSEスコアも同等です。大きく異なるのは、スピーキング試験の受け方です。

 

英検®(従来型)

英検®S-CBT

スピーキング形式

面接官1人との個人面接

ヘッドセットへの吹込み式

4技能の受験

一次試験と二次試験を別日に実施

4技能を1日で実施

実施機会

年3回

原則毎週土日※

対策で意識したい点

面接官とのやり取りに慣れる

マイクに向かって録音する形式に慣れる

※級や地域によって毎週実施されない場合があります。

従来型とS-CBTでは受験環境は異なりますが、ナレーションや、自分の意見と理由を英語で伝えるといった基本的な対策は共通しています。

従来型を受験する場合は、相手の質問を聞いてその場で反応する練習を、S-CBTを受験する場合は、それに加えてマイクに向かって一定の声量で話し、録音形式でも落ち着いて回答する練習をしておきましょう。

また、S-CBTの場合、1日で4技能を受験することになり、スピーキング試験が最初に実施されます。公式サイトの体験版を活用して操作方法などを事前確認しておきましょう。

公式S-CBT試験内容
公式S-CBT体験版

出題されるテーマ・トピック|学齢別の準備方法も解説

小学生の場合

小学生は、英語力があっても社会的なテーマについて考えた経験が少ないことがあります。

まずは日本語で「オンライン授業は便利?」「どうして?」などと会話し、自分の意見を持つところから始めましょう。「ごみが減るからよい」など、本人が理解できるシンプルな理由を英語にする練習がおすすめです。

中学生の場合

中学生は、学校生活や身近な経験と社会的な話題を結びつけると考えやすくなります。

たとえば、「教育=オンライン授業」「環境=ごみ・節電」「テクノロジー=スマートフォン・AI」のように、自分に近いテーマから、

賛成・反対 → 理由 → もう一文補足

という形で2~3文話す練習をしましょう。

高校生の場合

ひとつのテーマについて賛成・反対の両方の理由を考えておくと、本番でも説明しやすい立場を選びやすくなります。普段のニュースや学校で学んだ話題について、短く自分の意見を述べる習慣も効果的です。

年齢にかかわらず、難しい意見を述べる必要はありません。自分が理解できる内容を、理由とともに相手に伝わる英語で説明することが、2級の二次試験対策では重要です。

英検®2級と準2級・準2級プラスとのちがい

英検®2級の二次試験は、準2級よりも英文が長く、イラスト問題や意見問題でも、より社会性のある内容について英語で説明する力が求められます。

また、2025年度から新設された準2級プラスは、準2級と2級の間をつなぐ級です。二次試験の形式も2級に近く、3コマのイラスト説明や、自分の意見を述べる問題が出題されます。

主な違いは、以下のとおりです。

 

英検®準2級

英検®準2級プラス

英検®2級

レベルの目安

高校中級程度

高校上級程度

高校卒業程度

面接時間

約6分

約7分

約7分

音読する英文

約50語

約55語

約60語

イラスト問題

人物の行動・状況を答える

3コマの展開を説明

3コマの展開を説明

自分の意見を述べる問題

身近な事柄が中心

社会性のある話題を含む

より社会性のある話題

求められる力

身近な内容を英語で伝える

身近な話題から社会的な話題へ広げて説明する

社会的なテーマについて自分の考えと理由を伝える

準2級から2級へ進むと、単に語彙や英文の長さが増えるだけではありません。特に大きいのは、「見たものを説明する」だけでなく、「社会的なテーマについて自分の立場を決め、理由を付けて話す」力の重要性が高まることです。

準2級プラスでは、この2級につながる力を段階的に身につけられるようになっています。そのため、準2級プラスを経て2級を受験する人は、3コマの説明や意見問題の形式には比較的慣れやすいでしょう。

一方で2級では、環境、テクノロジー、教育、働き方など、より広い社会的なテーマが扱われます。対策では、面接の型を覚えるだけでなく、日頃からさまざまな話題について、

「自分はどう思うか」→「なぜそう思うか」

を簡単な英語で説明する練習をしておくことが重要です。

2024年度の問題形式リニューアルの影響は?

2024年度の第1回検定から、英検®3級以上の級で一部問題がリニューアルされました。

結論としては、英検®2級の二次試験に問題形式の変更はありませんでした。

二次試験の問題形式が変わるのは準1級のみなので、これまで通りの対策で大丈夫です。

参考:日本英語検定協会「2024年度 実用英語技能検定(英検®) 問題形式リニューアルサイト」

合格基準と評価されるポイント

英検®2級の二次試験は、英検®CSEスコア460点以上(650点満点)で合格となります。二次試験はスピーキング技能のみで合否が判定されます。

なお、英検®ではCSEスコアを統計的な手法で算出しているため、「素点で〇点取れば必ず合格」と正確に換算することはできません。 各設問の配点を気にするよりも、すべての問題でできるだけ安定して答えることを目指しましょう。

二次試験では、主に次のような観点から総合的に評価されます。

・質問に合った内容を答えられているか
・発音が相手に伝わるか
・適切な語彙・文法・語法を使えているか
・必要な情報量を含めて答えられているか
・積極的にコミュニケーションを図ろうとしているか

この最後の項目が、一般に「アティチュード」と呼ばれるものです。アティチュードは、笑顔や姿勢だけを評価するものではありません。質問を聞き、自分が使える英語で相手に伝えようとする姿勢を意識することが大切です。

たとえば、答えがすぐに思いつかなくても長く黙り込まず、簡単な表現に言い換えて話してみましょう。質問を聞き取れなかった場合も、自然な形で一度聞き返すことはできます。

一方で、発音を完璧にしたり、難しい単語を無理に使ったりする必要はありません。内容・英語の正確さ・情報量・伝えようとする姿勢をバランスよく意識することが、2級二次試験では重要です。

参考:日本英語検定協会「英検®CSEスコアとは」

英検®2級の面接の流れ(従来型・S-CBT)

従来型の英検®の面接は、以下の流れに沿って進行します。

  1. 面接カード(サンプル)をもらい、控室で記入する
  2. 面接室に入り、挨拶をしてから面接カードを手渡す
  3. 自己紹介と受験級を確認し、問題カードを受け取る
  4. 問題カードに書かれたパッセージの黙読と音読
  5. パッセージについての質問(No.1)
  6. イラストについての質問(No.2)
  7. 受験者自身の意見をたずねる質問(No.3,4)
  8. 問題カードを返却して退室する

面接カードは本人と保護者どちらが記入してもOKです(※保護者の同伴は控室まで)。

面接室に入る際には、手荷物を忘れずに持っていきましょう。入室時には3回ノックをしてから入ります。

面接カードの受け渡し時には面接官から指示がありますので、それに従ってください。

その際、無言ではなく、面接官とアイコンタクトを取って返事をすることが大切です。

入室後の会話例

面接官:Can I have your card, please?(面接カードを渡してください)

受験者:Here you are.(どうぞ)※面接カードを面接官に手渡します。

面接官:Please sit down. /  Please have a seat.(どうぞ席にお掛けください)

受験者:OK.Thank you.

自己紹介から試験開始までの会話例

面接官:What’s your name, please? / May I have your name, please?(お名前は?)

受験者:My name is …

面接官:Mr.(/Ms.)〇〇, this is the 2nd Grade test, OK?(2級で合ってますか?)

受験者:Yes.

面接官:How are you today?

受験者:I’m fine, thank you. How are you?

面接官:I’m fine too, thank you.

面接官:Let’s start the test. This is your card.(試験を始めましょう。問題カードです)

受験者:Thank you.

面接官は入室時からすでにアティチュードを見ています。挨拶も含め、面接官と話すときには笑顔でハキハキと答えましょう。

※会話例の英文は主に上記参考から引用

S-CBTのスピーキング試験の流れ

英検®S-CBTでは、面接官と対面するのではなく、PC画面とヘッドセットを使ってスピーキング試験を受けます。 画面上の指示や音声を確認し、マイクに向かって回答すると、その音声が録音されます。 

2級のスピーキング試験は約15分で、基本的な出題内容や難易度、採点基準は従来型と同じです。 

試験は、おおむね以下の流れで進みます。

1.PCの前に座り、ヘッドセットを装着する
2.画面上の指示に従ってスピーキング試験を開始する
3.パッセージを確認し、指示に従って音読する
4.パッセージについての質問に答える
5.3コマのイラストの展開を説明する
6.自分の意見を問う質問に答える
7.回答音声が順番に録音され、スピーキング試験が終了する

従来型のように面接官の表情や反応を見ながら会話することはできません。そのため、画面の指示を落ち着いて確認し、マイクに向かって聞き取りやすい声量ではっきり話すことを意識しましょう。

【英検®2級】二次試験の設問ごとの対策とポイント

英検®2級の二次試験では、音読のあとにNo.1〜No.4の質問に答えます。

大切なのは、難しい英語を使うことではなく、質問の意図をつかみ、必要な内容を自分の言葉で伝えることです。

パッセージの黙読・音読対策

最初に、約60語のパッセージを20秒間黙読したあと、タイトルから音読します。

黙読では、細かい意味まで完璧に理解する必要はありません。次の3点を意識しましょう。
 

音読では、速さよりも聞き取りやすさが大切です。単語を一語ずつ読むのではなく、意味のまとまりごとに区切って読みましょう。読み間違えても、落ち着いて言い直せば大丈夫です。

No.1|パッセージについての質問

No.1では、音読したパッセージの内容について質問されます。

まずは、How、Whyなどの疑問詞とキーワードを聞き取ることを意識しましょう。そのうえで、本文から答えに必要な部分を探します。

たとえば、

How ~ ? → By ~ing …

Why ~ ? → Because …

という形が使えることがあります。

ただし、型を丸暗記するよりも、何を聞かれているかを正しく理解することが優先です。

No.2|3コマのイラスト説明

No.2では、3コマのイラストの展開を英語で説明します。答える前に20秒間の考慮時間があります。

この20秒で英文をすべて作ろうとせず、

「1コマ目 → 2コマ目 → 3コマ目で何が起きたか」

を整理しましょう。

ポイントは次の3つです。

・過去形を中心に話す
・各コマで「誰が・何をしたか」を押さえる
・吹き出しや時間表現を活用する

難しい英文を作る必要はありません。3コマの流れを止まらずに説明することを優先しましょう。

練習では、「20秒考える→声に出して説明する」までをセットで行うのがおすすめです。

No.3・4|自分の意見を述べる質問

No.3とNo.4では、自分の意見を聞かれます。

ここでは、正解となる意見があるわけではありません。大切なのは、自分の立場と理由を伝えることです。

基本は、

意見 → 理由 → 補足

の順で答えるとまとめやすくなります。

たとえば、

I think more people will use online services in the future.
They are convenient because people can use them at home.

程度のシンプルな英語でも構いません。

対策では、

・Yes / Noだけで終わらせない
・自分の本当の意見にこだわりすぎない
・理由を説明しやすい立場を選ぶ
・難しい単語より、確実に使える表現を使う

ことを意識しましょう。

教育、環境、テクノロジー、健康などについて、普段から「どう思う?」「なぜ?」を2〜3文で答える練習をしておくと効果的です

質問が聞き取れなかったときは?

従来型で質問を聞き取れなかった場合は、

Pardon?
Could you say that again, please?

などと聞き返せます。

一度自然に聞き返しただけで、すぐに減点されるわけではありません。

ただし、何度も聞き返したり長く黙ったりするより、わかった範囲から答え始めることも大切です。

設問ごとの型を覚えたら、最後は必ず本番と同じように声に出して練習しましょう。知識として「答え方を知っている」だけでなく、その場で実際に英語を口に出せることが二次試験では重要です。

S-CBTでは画面上のボタンを押すことで質問を最大2回まで聞き直す(再生する)ことができます。

効果的な二次試験対策の方法

この章では、効果的な二次試験対策の方法を解説します。

オンライン英会話を習う

オンライン英会話は英検®2級の二次試験対策にオススメです。パソコンやタブレット、スマホを利用して、ご家庭から気軽にレッスンが受けられます。

オンライン英会話をするメリット

本格的な英会話レッスンを受けることはアティチュードの向上にも繋がります。

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SNSツールは使わずに専用のシステムで講義が行われるため、学生のお子さまにも非常にオススメです。

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使える表現やフレーズの引き出しを増やす

考える時間を稼ぎたいときや、回答までの間を埋めたいときのために、使える表現やフレーズの引き出しを増やしておきましょう。たとえば、以下のフレーズが役立ちます。

質問を聞き返すとき

考え中のとき

上記の表現やフレーズが自然に出てくるまで唱えましょう。受験者自身の意見をたずねる質問で応用しやすい、以下のような表現も覚えましょう。

頻出する表現

音声教材やアプリでシャドーイングをする

シャドーイングとは、再生中の音声を追いかけるように暗唱する練習法です。

シャドーイングを繰りかえすことで、英文をなめらかに読みあげることができるようになります。音読対策になるだけでなく、質疑応答の際にも役立ちます。

アプリの場合は、慣れてきたら再生速度を上げるのもオススメです。ただし、発音が適切かどうかが大切なので、余裕をもって追いつける再生速度に留めておくようにしましょう。

それでも難しく感じる場合は、単語や短い文ごとに切って音読するリピーティング、英文を見ながら音声に重ねて音読するオーバーラッピングと、段階を踏んで慣れていきましょう。

自分の声を録音してチェックする

声を録音してチェックすることで、自分の発音の問題点を知ることができます。

この勉強法は、二次試験(スピーキング)でうまく得点できずに落ちてしまったという人に効果的です。

「思っていたほどきれいに発音できていなかった」「この発音がいい加減だった」など、問題点に気付くことでアティチュードの改善につながります。

ただし、自分では問題ないと思っていても、ネイティブスピーカーには通じないケースもあります。できれば、学校の先生や英会話の講師などに頼ることをオススメします。

頻出トピックを調べて意見を考えておく

英検®2級では社会問題などに関する意見を求められます。なかには、とっさに答えられない質問もあるかもしれません。

そのため、以前の章で挙げた頻出トピックを参考に、質問を想定したり意見を考えたりしておくことがオススメです。

本番に想定通りの質問が来なくても、日ごろから頻出トピックについて考えておくことで、自然と当たり障りのない回答ができるようになります。

【英検®2級】スピーキング対策ロードマップ

設問ごとの答え方を理解したら、残り期間に合わせて実践練習を増やしていきましょう。

2週間以上前|まずは全形式を経験する

最初にNo.1~4までを一通り練習し、自分の苦手な設問を把握します。

特に、3コマのイラスト説明と意見問題は、考えるだけでなく必ず声に出すことが大切です。約60語の音読も毎日少しずつ続けましょう。

1週間前|本番形式で練習する

設問ごとの練習から、本番と同じ流れで通して答える練習へ移ります。

学校の先生や英会話講師などに面接官役をしてもらい、質問を聞いてその場で答える経験を増やしましょう。苦手な設問があれば、この時期に重点的に復習します。

3日前~前日|新しいことを増やさない

直前期は、新しい単語や表現を覚えるより、

・20秒でイラストの流れを整理する
・意見+理由を2~3文で答える
・長く沈黙せず、簡単な英語で話す

といった基本を確認しましょう。

S-CBTを受験する場合の注意点

英検®S-CBTでは、一次試験免除を利用する場合などを除き、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能を1日で受験します。

そのため、従来型のように「一次試験が終わってからスピーキング対策に集中する」という学習計画は立てにくくなります。

S-CBTを受験する場合は、試験直前までリーディングやライティングだけに時間を使わず、学習開始時からスピーキングも並行して練習することが重要です。

たとえば週の学習計画の中に「音読5分」「意見問題を2問話す」など短いスピーキング練習を組み込み、4技能の勉強時間をバランスよく確保しましょう。

英検®2級の二次試験対策でよくある質問

Q1.英検®準2級とは別の対策が必要ですか?

準2級と2級では問題形式に違いはないため、基本的には同じ対策で大丈夫です。

ただし、2級ではフリートークに対応できるような柔軟性が求められます。

確実にスピーキング力を上げたい人は、英会話レッスンを受けることをオススメします。

オンライン英会話「クラウティ」の体験談

生きた英語ならではの言い回しや、英語表現の仕方が楽しいようです。クラウティを始めて3年位で、下の子は小学校5年生で英検®4級、上の子は中学校2年生で英検®2級を合格しました!(小6、中3、石丸和美さん)
クラウティは料金も手頃で、先生の質も良く、教材もしっかりしていたので選びました。入会前にお試しレッスンで、体験できたことも選んだポイントです。利用しているうちに、英検®の二次試験対策レッスンも追加されたので、英検®準一級の二次試験対策に利用しました。(小6男子、Tさん)

Q2.短期間でできる二次試験対策を教えてください

二次試験の本番で段取りがわからないと回答に集中できないため、まずは面接の流れを確認しましょう。

過去問を読んで自分なら実際にどう答えるかをイメージしたり、ロールプレイしたりすることがオススメです。

アティチュード対策として、回答を考えているあいだの間をつなぐための表現やフレーズを覚えるのも効果的です。

Q3.過去問などのサンプルはありますか?

過去問は公開されていませんが、英検®公式サイトのページからサンプル問題を無料ダウンロードできます。面接の流れなどをアニメーションで解説した「英検®バーチャル二次試験」も視聴可能です。

本番に近い問題に触れたい方は、下記の予想問題集がオススメです。

10日でできる! 英検2級 二次試験・面接 完全予想問題 新装改訂版(旺文社編)

Q4.面接で役立つ裏ワザがあれば教えてください

3級や準2級に比べて、2級は柔軟な表現力が問われます。これさえやっておけば面接を突破できるという「裏ワザ」は無いと考えてください。

ただし、パターンをいくつか身につけるだけで回答がかなり楽になるパートもあります。難関とされるNo.3と4も、以下のような論述の型を身につけるだけで得点力が上がります。

”Recently”や”Because”、”In fact”といった語を使いながら型通りに文章をつなげるだけで、論述問題は楽に解けます。

Q5. S-CBTでのアティチュードは何に気をつければよいですか?

S-CBTでは面接官と対面しませんが、従来型と同じ採点基準で評価されます。そのため、相手の目を見る、うなずくといった対面特有の動作よりも、聞き取りやすい声量ではっきり話すこと、長く黙り込まず、自分の考えを最後まで伝えようとすることを意識しましょう。

また、S-CBTはマイクに音声を吹き込む形式です。本番前に録音練習を行い、「声が小さくないか」「不自然な間が長くないか」「一定のペースで話せているか」を確認しておくと安心です。

まとめ:二次試験に合格するには英会話に慣れることが大切

このコラムでは、英検®2級の面接の流れと設問ごとのポイントを解説してきました。

面接を突破するには、日頃から英会話に慣れておくのが一番です。

本文でも紹介したとおり、オンライン英会話サービスのクラウティは、通常の英会話レッスンだけでなく、英検®の面接対策ができるカリキュラムも用意しています。

ゆくゆくは準1級も目指したいという方にもオススメです。

クラウティが対応している英検®対策の級

一次試験対策:5級、4級、3級、準2級、2級、
二次試験対策:3級、準2級、2級、準1級

また、1人分の料金で家族みんなが利用できるため、ご家族で一緒に楽しみながら英語を学ぶこともできます。

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※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

この記事を監修した専門家

有馬剛介
有馬剛介

大手進学塾にて約20年間、小学生〜高校生の英語指導に従事。中学受験・高校受験・大学受験まで幅広く指導し、多くの生徒の英語力向上を支援。その後教育ICT企業にて開発責任者として、オンライン英会話をはじめとした新しい英語学習サービスの開発に携わる。理論と実践、現場指導とEdTechの両面から、日本の英語教育の課題解決に取り組む。

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