【英検®3級】小学生・中学生にオススメの勉強法と参考書を徹底解説
英検®3級に合格したい小学生や中学生、親御さまのなかには、勉強法がわからずに困っているひとも多いと思います。
そこでこのコラムでは、英検®3級を受験予定の小学生・中学生に、オススメの勉強法と参考書を解説します。
英検®3級に確実に合格したいという方に役立つ内容になっていますので、興味のあるひとは読んでみてください。
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【最新版】英検®3級の試験内容
英検®とは、公益財団法人日本英語検定協会が主催している「実用英語技能検定」のことです。英語能力を測る検定として、小学生から社会人まで幅広い年齢層に知られています。
級数は1級、準1級、2級、準2級、準2級プラス、3級、4級、5級の8つで、年に3回実施される「従来型」と、原則毎週土日に実施される「英検®S-CBT」2つの形式があります。英検®S-CBTで受験できる級は準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級です。
3級では、読む・聞くだけでなく、自分の考えを書く力や、英語で質問に答える力まで求められます。
特に、3級から二次試験のスピーキングが級の合否に関わるため、4級までの学習から「英語を使って表現する」段階へ進む節目の級といえます。
試験内容・試験時間
英検®3級は、中学卒業程度の英語力が目安です。5級・4級で学んだ基礎に加えて、3級からはライティングと面接形式のスピーキングが加わり、読む・聞く・書く・話すの4技能を使う力が問われます。
従来型の英検®3級は、一次試験と二次試験に分かれています。一次試験ではリーディング・ライティング・リスニングを受験し、一次試験に合格すると、二次試験で約5分間の英語面接を受けます。
S-CBTは1日で4技能すべてを受験します。3級は、スピーキングが初めて級の合否に関わる級でもあります。
参考:3級の試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
英検®3級の試験時間(従来型・S-CBT)
| 受験方式 | 技能 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 従来型 | リーディング・ライティング | 65分 |
| 従来型 | リスニング | 25分 |
| 従来型 | 二次試験(スピーキング) | 5分 |
| S-CBT | スピーキング | 15分 |
| S-CBT | リスニング | 25分 |
| S-CBT | リーディング・ライティング | 65分 |
リーディングとライティングは合わせて65分です。技能ごとに時間が区切られているわけではないため、自分で時間を配分する必要があります。
英検®3級の問題構成(従来型・S-CBT)
| 技能 | 問題形式 | 主な内容 | 問題数 | 解答形式 |
|---|---|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 文脈に合う単語・熟語・文法を選ぶ | 15問 | 4肢選択 |
| リーディング | 会話文の空所補充 | 会話の流れに合う表現を選ぶ | 5問 | 4肢選択 |
| リーディング | 長文の内容一致 | 掲示・Eメール・説明文などを読んで答える | 10問 | 4肢選択 |
| ライティング | Eメール | Eメールを読み、質問に答える英文を書く | 1問 | 記述式 |
| ライティング | 意見英作文 | 質問に対して自分の考えと理由を書く | 1問 | 記述式 |
| リスニング | 会話の応答文選択 | 会話の最後の発話に合う応答を選ぶ | 10問 | 3肢選択 |
| リスニング | 会話の内容一致 | 会話を聞き、質問に答える | 10問 | 4肢選択 |
| リスニング | 文の内容一致 | 短い英文を聞き、質問に答える | 10問 | 4肢選択 |
| スピーキング | 音読 | 約30語のパッセージを読む | 1題 | 面接 |
| スピーキング | パッセージについての質問 | 音読した内容について答える | 1問 | 面接 |
| スピーキング | イラストについての質問 | 人物の行動や物の状況を説明する | 2問 | 面接 |
| スピーキング | 受験者自身についての質問 | 身近なことについて答える | 2問 | 面接 |
S-CBTについて
英検®3級はS-CBTでも受験できます。S-CBTでは、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能を1日で受験します。スピーキングは対面面接ではなく、ヘッドセットを使ってマイクに発話する録音式です。
出題内容・難易度・採点基準は従来型と同じです。ライティングは筆記型・タイピング型を選ぶことができます。
出典:試験内容|英検S-CBT|公益財団法人 日本英語検定協会
受験方式によって進め方は異なりますが、どちらも求められるのは同じ4技能です。「英語がわかる」だけでなく、「自分で書く・話す」準備が必要になるのが3級の大きな特徴といえます。
2024年度の問題形式リニューアルによる変更点は?
2024年度の第1回検定から、英検®3級以上の級で一部問題がリニューアルされました。
英検®3級の問題形式リニューアルの変更点
- 英作文が1題から2題に増えた(意見論述に加えてEメールの返信文作成が追加)
- 筆記の試験時間が50分から65分に伸びた
過去問を使って準備をする場合は2024年度以降のものを使いましょう。
出典:日本英語検定協会「2024年度 実用英語技能検定(英検®) 問題形式リニューアルサイト」
小学生・中学生から見たレベル
英検®3級の目安は中学卒業程度です。英検協会では、日常的な話題について、短い英文の概要や要点を理解し、自分の考えや感想を理由とともに基本的な英語で伝えられるレベルとしています。
小学生にとっては、学校で習う英語だけでは未習の文法や語彙が多くなるため、学年よりも「中学英語の基礎をどこまで身につけているか」が受験判断のポイントです。
英会話の経験が豊富でも、英文を読む・書く学習が不足している場合は、文法やライティングを補う必要があります。
中学生の場合は、学校で学ぶ内容と重なる部分が多くなります。ただし、中学1・2年生では未習範囲が残っていることもあるため、過去問を一度解いて、単語・文法・読解・ライティングのどこに不足があるか確認してから対策すると効率的です。
つまり、英検®3級は「何年生なら受けられる」という試験ではありません。小学生でも必要な英語力が身についていれば挑戦でき、中学生でも苦手分野があれば補強が必要です。受験学年ではなく、現在の英語力を基準に判断しましょう。
英検®3級の合格基準|何点取れば合格?
英検®3級は、単純な正答数ではなく、英検®CSEスコアによって合否が判定されます。
| 試験 | 対象技能 | 合格基準スコア |
|---|---|---|
| 一次試験 | リーディング・リスニング・ライティング | 1103/1650点 |
| 二次試験 | スピーキング |
353/550点 |
参考:英検CSEスコアでの合否判定方法について | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
3級では、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能それぞれに550点満点のCSEスコアが設定されています。 問題数が異なっていても、技能ごとの満点は同じです。
この仕組みから特に注意したいのが、問題数だけを見て学習の優先順位を決めないことです。
たとえば、ライティングは問題数こそ少ないものの、CSEスコアではリーディングやリスニングと同じ550点満点です。
そのため、「単語や読解で点を稼げば、ライティングはほとんどできなくてもよい」と考えるのは適切ではありません。一次試験では、3技能をバランスよく伸ばすことが重要です。
CSEスコアの算出には、IRT(項目応答理論)という統計的な方法が使われています。IRTは、受験者の解答パターンをもとに、形式や難易度が異なるテストの結果を共通の尺度で比較するための理論です。
これにより、実施回による問題の違いを考慮しながら英語力を評価できます。
そのため、「○問正解すれば合格」「正答率○%なら必ず合格」と一律にはいえません。 同じ正答数でも回次によってCSEスコアが異なる場合があります。
なお、従来型では一次試験と二次試験の合否は別に判定されるため、4技能が均等配点だからといって、スピーキングの高得点で一次試験の不足を補えるわけではありません。
まずは、リーディング・リスニング・ライティングの3技能で一次試験の基準を超え、その後スピーキングで二次試験の基準を超える必要があります。
また、英検®3級の最新の合格率は現在、公式には継続して公表されていません。古い年度の合格率を、現在の「受かりやすさ」の目安として使うのは避けた方がよいでしょう。
勉強時間の目安
英検®3級の合格に必要な勉強時間は、未習分野がどのくらいあるか、英会話の経験があるかどうかなどによって開きがあります。
一般的な勉強時間は、中学レベルの英文法等がきちんと身についている場合で、最低20時間ほどといわれています。
ゼロからの勉強の場合は、200時間という意見もあります。個人差が大きいので、合格までの勉強時間はあくまでも「ひとによる」と考えておきましょう。
過去問
英検®3級の過去問は、英検®公式サイトから過去1年(3回)分を無料ダウンロードできます。
解説付きの過去問としては、6回分の過去問題集がテキストで出版されています。
英検®3級に合格するには過去問を解くことが不可欠です。必ず一度は目を通すようにしましょう。
小学生・中学生が英検®3級を受験するメリット
英検®3級は「中学卒業程度」が目安です。小学生にとっては中学英語への橋渡し、中学生にとってはこれまで学んだ英語の到達度を確認する機会になります。
主なメリットは次のとおりです。
・読む・聞く・書く・話す4技能を使う学習につながる
・中学英語の理解度を確認できる
・中学・高校入試で活用できる場合がある
・合格を次の学習目標につなげられる
・4技能を使う英語学習に進める
英検®3級では、リーディング・リスニングに加えてライティングがあり、一次試験合格後には面接形式のスピーキングも行われます。4級・5級のスピーキングテストは級認定に影響しないため、従来型では3級がスピーキングまで級認定に関わる最初の級です。
そのため、単語や文法を「知っている」だけでなく、自分で英文を書いたり、質問に英語で答えたりする学習へ進むきっかけになります。
小学生は中学英語への橋渡し、中学生は到達度の確認になる
3級は中学卒業程度が目安です。小学生が3級を目指す場合は、中学で学ぶ語彙や文法を先取りしながら、読む・書く力まで広げる機会になります。
一方、中学生にとっては、学校で学んだ英語が「問題を解ける」だけでなく、実際に読んだり、聞いたり、自分で表現したりできる段階まで身についているかを確認する目標として活用できます。
学年に関係なく、3級を「合格するためだけの試験」ではなく、現在の英語力を確認するひとつの節目として使うことが大切です
中学・高校入試で活用できる場合がある
英検®の資格は、中学・高校入試で活用される場合があります。
活用方法には、出願資格、得点換算、試験免除、加点、判定優遇・合否参考などがあり、学校によって条件は異なります。
ただし、「3級を持っていれば必ず入試で有利になる」わけではありません。対象となる級や優遇内容は学校・入試方式・年度によって変わるため、志望校の最新の募集要項を確認しましょう。
英検協会の「英検・TEAP・IELTS 活用校検索」でも、資格を活用している学校や活用方法を検索できます。
参考:入学前も入学後も、英検が決め手!英検・TEAP・IELTS 活用校検索
合格を次の学習目標につなげられる
3級合格は、中学卒業程度の英語力をひとつの基準で確認できる学習の節目になります。
特に小学生や中学1・2年生にとっては、「中学卒業程度」という目標を達成した経験が、その後の学習計画を考える材料になります。
合格そのものをゴールにするのではなく、結果を見ながら得意・苦手を確認し、次の級や日々の英語学習につなげていくとよいでしょう。
【英検®3級】小学生・中学生におすすめの勉強法
英検®3級の勉強は、過去問で現在地を確認し、足りない力から補うのが基本です。
小学生や中学1・2年生は未習の文法が残っている場合があるため、
現在地を確認する → 単語・文法を補う → 技能別に練習する → 過去問で仕上げる
の順に進めましょう。
まず、過去問で現在地を確認する
最初に英検®公式サイトの過去問を1回分解き、苦手分野を確認します。
単語が分からないなら語彙、英文の構造が分からないなら文法、英作文が書けないならライティングというように、間違えた原因から必要な勉強を決めることが大切です。
過去問は同じ問題を暗記するためではなく、弱点の発見と本番前の仕上がり確認に使いましょう。
単語・熟語の勉強法
3級対応の単語帳を1冊決め、繰り返し学習します。
単語だけで覚えるのではなく、音声・例文・意味を一緒に確認すると、リーディングやリスニング、ライティングにもつながります。
特に小学生は、音では知っていても、つづりを見て意味が分からないことがあります。音声を聞きながら文字を見るなど、音と文字を結びつける学習を意識しましょう。
文法・リーディングの勉強法
まず、3級で必要な中学英文法に未習や苦手がないか確認します。
小学生や中学1・2年生では、時制、助動詞、比較、不定詞・動名詞、受動態、現在完了などを学校でまだ習っていない場合があります。
文法は、ルールだけでなく例文と一緒に覚えると使いやすくなります。
I have lived in Tokyo for three years.
(私は東京に3年間住んでいます。)
文法を理解したら長文問題へ進み、まず内容を正確に読み取ることを優先します。本番が近づいたら時間を測って解きましょう。
ライティングの勉強法
英検®3級のライティングでは、意見英作文とEメールへの返信が出題されます。
意見英作文は、まず次の基本形を身につけましょう。
自分の答え → 理由1 → 理由2
たとえば、
Question:What is your favorite season?
My favorite season is summer.
First, I can swim in the sea.
Second, I can enjoy summer festivals with my family.
難しい表現を使う必要はありません。質問に答え、理由を2つ書くことを優先します。
First, …、Second, …、など、自分が使いやすい表現をいくつか身につけておくと便利です。
Eメール問題では、定型文を暗記することより、相手が何を質問しているかを読み取り、それに答えることが重要です。
書いた英文は、学校や塾の先生などに添削してもらい、文法や内容のずれを確認しましょう。
リスニングの勉強法
リスニングは、ただ繰り返し聞くのではなく、
問題を解く → スクリプトを確認する → 音声を聞いてまねして読む
という順番で練習します。
聞き取れなかった部分について、「単語を知らなかった」のか「知っている単語なのに音で分からなかった」のかを確認すると、次に何を勉強すべきかが分かります。
慣れてきたらオーバーラッピングやシャドーイングなど根本的なリスニング力強化に取り組んでもよいでしょう。
アプリやオンラインレッスンも目的に合わせて活用する
アプリは、単語やリスニングなど短時間で繰り返したい学習に向いています。このあとご紹介する教材には単語テストやリスニング練習ができるアプリが用意されているものが多いです。教材との一貫性があるので効率よく学習することができます。
一方、ライティングやスピーキングは自分だけでは正しく評価しにくいため、学校や塾の先生、オンライン英会話などからフィードバックを受ける方法も有効です。
クラウティでは、英検®3級の一次試験・二次試験対策に対応したレッスンを用意しています。特に、「知識はあるのに英作文が作れない」「質問されると英語が出てこない」場合は、講師とのやり取りを通してアウトプットを練習できます。
【英検®3級】小学生・中学生にオススメの参考書(問題集)
この章では、小学生と中学生にオススメの参考書や問題集を分けて紹介します。
小学生にオススメの参考書・問題集
『小学生のためのよくわかる英検®3級合格ドリル 4訂版』は、オールカラーのイラストと小学生でもわかる言葉で英検®3級に必要な知識が解説されています。全漢字ふりがな付き。2024年度新形式対応。「面接まるわかりBOOK」を使ってWeb上で二次試験も体験できます。
『新・小学生の英検®3級合格トレーニングブック』は、「聞く」「話す」「書く」「読む」の4技能をバランスよく伸ばせる参考書として好評です。文法用語の使用は最小限に抑え、ストーリー仕立ての構成で楽しく学べます。こちらも2024年度新形式対応です。
『小学生のための英検®3級合格単語1200』は、単語のイメージを視覚的に伝えるカラーイラストが豊富な英単語帳。知識の定着を早める「会話アクティビティ」がちりばめられており、各章末には10話のストーリーも収録。小学生でも飽きずに英単語を学べます。
中学生にオススメの参考書・問題集
『中学生のための英検®3級合格レッスン 改訂版』は、オールカラーのイラストとやさしい解説で、文法が苦手な中学生にもわかりやすい参考書。確認問題が随所にあり、知識の定着にうってつけです。2024年度新形式対応。専用アプリで模試を受けて自動採点もできます。
『英検3級 でる順パス単 新装5訂版』は、英検®単語帳として定番の「でる順パス単シリーズ」の3級バージョン。直近5年分の過去問を分析し、頻出順に英単語が並べられているので、効率よく覚えられます。アプリで無料で音声も聞けます。
『英検®3級をひとつひとつわかりやすく。改訂版』は、英検®3級に必要な知識を基礎レベルから解説してくれる参考書です。合格のポイントが分かりやすく説明されている本として定評があります。音楽再生アプリでリスニング対策も◎。2024年度新形式対応。
【英検®3級】小学生・中学生のよくある勉強法に関する質問
Q1. 英検®3級は独学でも合格できますか?
独学でも英検®3級に合格することは可能です。
単語・文法・リーディング・リスニングは、市販教材や過去問を使って一人でも対策しやすい分野です。
一方、ライティングとスピーキングは、自分の答えが適切かを判断しにくいため、学校や塾の先生、英会話講師などに確認してもらうと効率的です。
特に小学生の場合は、未習の中学英文法が多いこともあるため、必要に応じて大人が学習の順番をサポートすると進めやすくなります。
Q2. 英検®3級を効率よく勉強する順番はありますか?
まず過去問を1回分解き、現在の英語力と苦手分野を確認しましょう。
基本的には、
①過去問で現在地を確認する
→ ②未習の単語・文法を補う
→ ③リーディング・リスニングを練習する
→ ④ライティング・スピーキングを練習する
→ ⑤時間を測って過去問を解く
という順番がおすすめです。
小学生や中学1・2年生の場合は、過去問演習を増やすより、3級で必要な未習の文法を先に学ぶ方が効率的なこともあります。
Q3. 過去問と予想問題集はどちらを優先すればよいですか?
まずは英検®公式の過去問を優先しましょう。過去問を使えば、実際の問題形式や難易度を確認できるだけでなく、自分の弱点も見つけられます。
ただし、同じ問題を何度も解いて答えを覚えることが目的ではありません。間違えた理由を確認し、単語・文法・リスニングなど必要な学習に戻ることが大切です。
また、過去問を中心に構成されている問題集を使えば、解説がついているので解き方のヒントを掴むことができます。
2026年度版 英検3級 過去6回全問題集(旺文社 編)
過去問を一通り活用したうえで、演習量を増やしたい場合に予想問題集を追加するとよいでしょう。
Q4. 英検®3級に簡単に合格できる「裏ワザ」はありますか?
これだけ覚えれば合格できる、という裏ワザはありません。
ただし、試験形式を知っておくことで、実力を発揮しやすくすることはできます。
たとえばリスニングでは、音声が流れる前に選択肢を確認すると、「いつ」「どこ」「誰」など、何を聞き取ればよいか予測しやすくなります。
ライティングでは、
自分の答え → 理由1 → 理由2
という基本構成に慣れておくと、本番でも英文を組み立てやすくなります。
二次試験(スピーキング)も同様に、決まり文句を大量に暗記するより、型に慣れて、質問を聞き、知っている英語で答える練習をしておくことが大切です。
そのため「複数回」過去問を解いて傾向を掴むことが最も効率が良い対策といえます。
また、CSEスコアが4技能均等の配点なので、得意な技能だけで点を稼ぐという作戦が取りにくくなっています。その点においては苦手をそのままにしないことが肝要です。
特にライティングは問題数が少ないにもかかわらず配点が他の技能と同じなので苦手をそのままにしないようにしましょう。
まとめ:英検®3級は「自分で英語を使う力」が求められる最初の節目
英検®3級では、単語や文法を知っ自分で英文を書き、質問を聞いて英語で答える力が求められます。従来型では、スピーキングが初めて級の合否に関わることも、4級までとの大きな違いです。
小学生は中学英語の未習範囲を補いながら「読む・書く」力を伸ばし、中学生は学校で学んだ英語を「実際に使える英語」に変えていくことがポイントです。
まず過去問で現在地を確認し、足りない文法や語彙を補う → 書く・話す練習をする → 本番形式で確認するという順番で進めましょう。
3級合格を、単なる資格取得ではなく、英語を「わかる」から「使える」へ進めるきっかけにすることが、その後の英語学習にもつながります。
英検®3級対策レッスンを無料で試せる! クラウティ
無料体験レッスンを試してみる※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
この記事を監修した専門家
大手進学塾にて約20年間、小学生〜高校生の英語指導に従事。中学受験・高校受験・大学受験まで幅広く指導し、多くの生徒の英語力向上を支援。その後教育ICT企業にて開発責任者として、オンライン英会話をはじめとした新しい英語学習サービスの開発に携わる。理論と実践、現場指導とEdTechの両面から、日本の英語教育の課題解決に取り組む。
英検®3級は「中学卒業程度」が目安ですが、 小学生でも、英語を聞いたり話したりする経験があり、基本的な英文を読んだり書いたりする力が身についていれば十分に挑戦できます。
一方で、中学生でも、単語や文法、ライティング、スピーキングに未習や苦手があれば対策が必要です。
大切なのは、まず過去問やサンプル問題で現在の力を確認し、「何ができていて、何が足りないか」を見極めることです。
小学生は、音で知っている英語を文字や文法と結びつける学習が必要になりやすく、中学生は学校で習った内容を英検形式で使えるようにすることが中心です。
3級は従来型だけでなくS-CBTでも受験できるため、受験方式に合わせてスピーキングの練習方法も確認しておきましょう。