【英検®準2級】最短合格に向けた勉強法とオススメの参考書を解説

更新日:

短期間で英検®準2級に合格するためには、効果的な勉強法を知っておくことが大切です。

このコラムでは、英検®準2級の最短合格に向けて、最適な勉強法とオススメの参考書を解説します。

最新の試験内容や、合格に向けたロードマップ(手順)も紹介しますので、英検®準2級を受験予定のひとはぜひ読んでみてください。

監修者よりコメント
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有馬剛介

英検®準2級は「高校中級程度」とされ、3級までに身につけた基礎英語を、より長い文章や実際のコミュニケーションのなかで使えるかが問われる級です。

3級と比べると、長文読解の量が増え、リスニングはすべて1回放送になり、ライティングや面接でも自分で内容を考えて英語で伝える力がより重要になります。

最短合格を目指すなら、すべてを均等に勉強するのではなく、まず過去問を一度解いて現在の実力を確認しましょう。

そのうえで、

① 単語・熟語を増やす
② 長文を時間内に読む練習をする
③ ライティングは「意見+理由」の型を身につける
④ リスニングは1回で内容をつかむ練習を継続する

という順番で弱点を補強するのがおすすめです。

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コラム編集・監修

当サイトは、学習塾向け問題集制作のパイオニアとして、全国8,000教室以上の塾・学校への教材導入実績を持つ教育開発出版のグループ企業「ライトエデュケーション」が運営しています。

ライトエデュケーションは、累計14万人に利用されているオンライン英会話 「クラウティ」を運営しており、 当サイトでは英語学習のノウハウをコラム形式で発信しています。

【最新版】英検®準2級の試験内容

英検®とは、公益財団法人日本英語検定協会が主催している「実用英語技能検定」のことです。英語能力を測る検定として、小学生から社会人まで幅広い年齢層に知られています。

級数は1級、準1級、2級、準2級、準2級プラス、3級、4級、5級の8つで、年に3回実施される「従来型」と、原則毎週土日に実施される「英検®S-CBT」2つの形式があります。英検®S-CBTで受験できる級は準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級です。

準2級は長文の穴埋め問題が加わるなど、より高度な読解力が求められる級です。受験者の多くは中学生・高校生となっています。

試験内容

英検®準2級の試験内容には、一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接形式のスピーキング)があります。

英検®S-CBTでは1日で4技能(スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング)の試験を行います。

一次試験(筆記・リスニング)

一次試験は、筆記試験(80分)とリスニング(約25分)に分かれます。解答形式はマーク式で、筆記試験の後にリスニング試験が行われます。

問題の構成は、下記のとおりです。

測定技能 問題番号 問題形式 詳細 設問数 解答形式
リーディング 1 短文の語句空所補充 文脈に合う適切な語句を補う 15 4肢選択(選択肢印刷)
2 会話文の文空所補充 会話文の空所に適切な文や語句を補う 5
3 長文の語句空所補充 短い文章の空所に文脈に合う適切な語句を補う。(物語文・説明文) 2
4 長文の内容一致選択 パッセージの内容に関する質問に答える。(Eメール・説明文) 7
ライティング 1 Eメール 返信メールを英文で書く。 1 記述式
2 英作文 質問に対する意見を英語で論述する。 1
リスニング 第1部 会話の応答文選択 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う(放送回数1回) 10 3肢選択(選択肢印刷)
第2部 会話の内容一致選択 会話の内容に関する質問に答える(放送回数1回) 10 4肢選択(選択肢印刷)
第3部 文の内容一致選択 短い物語文・説明文の内容に関する質問に答える。(放送回数1回) 10
主な場面・題材
場面・状況 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど
話題 学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、 道案内、海外の文化、人物紹介、歴史、教育、科学、自然・環境など

二次試験(スピーキング)

従来型の二次試験は、面接形式でのスピーキング(約6分)です。日本人もしくはネイティブスピーカーの面接官と1対1で会話します。S-CBTでは1日で4技能すべてを受験し、スピーキングは最初のパートです。

問題の構成は、下記のとおりです。

測定技能 問題番号 問題形式 詳細
スピーキング   音読 50語程度のパッセージを読む
No.1 パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える。
No.2,3 イラストについての質問 イラスト中の人物の行動や物の状況を描写する。
No.4,5 受験者自身についての質問 日常生活の身近な事柄についての質問に答える。(問題カードのトピックに直接関連しない内容も含む)

【補足】2024年度の問題形式リニューアルによる変更点

2024年度の第1回検定から、英検®3級以上の級で一部問題がリニューアルされました。過去問や対策問題集を購入する際は年度に注意してください。

英検®準2級の問題形式リニューアルの変更点

変更後の試験内容は、前の項目をご覧ください。

英検®公式の問題形式リニューアルサイトから新しい英作文の出題例を確認できます。

「準2級プラス」とのちがい

2025年度より「準2級プラス」という級が導入されました。

準2級プラスのポイント

準2級と準2級プラスは別物なので、受験予定の方はご注意ください。

なお、準2級プラスの問題サンプルは、以下の英検®公式サイトから確認できます。

試験日程

英検®(従来型)と英検®S-CBTで試験日程が大きく異なります。

従来型は年3回実施され、一次試験に合格した人が後日二次試験を受験します。一方、S-CBTは原則として毎週土日に実施され、4技能を1日で受験します。

英検®(従来型)の2026年度試験日程

個人で本会場を受験する場合の2026年度の日程は、以下のとおりです。

  受付期間 一次試験 二次試験
第1回 3月23日 〜 5月7日 5月31日 A日程:7月5日、B日程:7月12日
第2回 6月30日 〜 9月7日 10月4日 A日程:11月8日、B日程:11月15日
第3回 10月30日 〜 12月14日 2027年1月24日 A日程:2027年2月28日、B日程:2027年3月7日


二次試験のA・B日程は、年齢や申込方法などによって指定されます。また、学校や塾などを通じて準会場で受験する場合は、一次試験の日程が異なることがあります。詳しくは英検®公式サイトで確認してください。

英検®S-CBTの試験日程

英検®S-CBTは、原則として毎週土日に実施されています。一部の地域では平日にも受験できるため、従来型よりも自分の予定に合わせて受験日を選びやすいのが特徴です。

ただし、級や地域によっては毎週実施されない場合があります。また、会場には定員があり、申し込みは先着順です。希望する時期が決まっている場合は、早めに試験会場と空席状況を確認しましょう。

S-CBTにも第1回・第2回・第3回という検定回があり、同一検定回のなかで同じ級を最大3回まで受験できます。 受験機会を増やしたい人や、従来型の日程が学校行事・部活動などと重なる人にとっても選択肢になります。

なお、S-CBTの具体的な実施日・申込締切日は会場や月によって異なるため、最新の日程は英検®S-CBT公式サイトで確認してください。

レベル

英検®準2級のレベルは、高校中級(高校2年生)程度です。家族・趣味・スポーツといった身近なトピックに加え、教育や科学などをテーマにした長文の空所補充問題があります。

リスニングパートでは、英検®3級では読み上げが2回だったものがすべて1回になるなど、難易度が増しています。

比較的難しいとはいえ、中学生でも要点を絞ってきちんと勉強すれば、合格は可能です。

実際、英検®公式サイトには中学2年生で合格された2名の方の体験談が掲載されています。

合格基準スコアと合格率

準2級の一次試験の合格基準スコアは1322、二次試験は406です。

なお、英検協会は2016年以降、級別の合格率を公表していません。そのため、現在の正確な合格率はわかりません。

参考として2015年度の合格率は36.7%でしたが、現在の合格率を示す数字ではありません。

勉強量の目安

英検®準2級の合格に必要な勉強時間は、未習分野がどのくらいあるか、英会話の経験があるかどうかなどによって開きがあります。

一般的な勉強時間は、英検®3級の合格者で、最低30時間といわれています。

ゼロからの勉強の場合は、170時間という意見もあります。

個人差が大きいので、合格までの勉強時間はあくまでも「ひとによる」と考えておきましょう。

過去問

英検®準2級の過去問は、英検®公式サイトから過去1年(3回)分を無料ダウンロードできます。

日本英語検定協会「準2級の過去問・試験内容」

解説付きの過去問としては、6回分の過去問題集がテキストで出版されています。

2026年度版 英検準2級 過去6回全問題集 

英検®準2級に合格するには過去問を解くことが不可欠です。必ず一度は目を通すようにしましょう。

出題傾向

英検®準2級では、学校・趣味・旅行・買い物・スポーツ・映画・音楽などの身近な話題に加えて、歴史、教育、科学、自然・環境など、3級よりも幅広いテーマが扱われます。

レベルの目安は「高校中級程度」で、単語や文法の知識だけでなく、英文全体の内容を理解したり、自分の考えを英語で表現したりする力が求められます。

リーディング

リーディングは、短文・会話文の空所補充、長文の語句空所補充、長文の内容一致問題で構成されています。

特に長文では、Eメール・物語文・説明文などを読み、文章全体の流れや書き手の意図を理解する必要があります。知らない単語が一部あっても、前後の文脈から意味を推測しながら読み進める力を身につけましょう。

また、リーディングとライティングを合わせた試験時間は80分です。長文問題に時間を使いすぎないよう、普段から時間を測って過去問を解くことも重要です。

ライティング

ライティングは、Eメールへの返信と意見論述の2題が出題されます。

Eメール問題では、外国人の知り合いから届いたメールに返信し、相手の質問に答えるだけでなく、指定された内容について具体的な質問を2つ書きます。語数の目安は40~50語です。

意見論述では、提示された質問に対して、自分の意見とその理由を2つ書きます。語数の目安は50~60語です。

どちらも難しい表現を使うことより、設問の条件を外さず、

「何を答える必要があるか」→「必要な内容を簡潔に書く」

ことを意識しましょう。

リスニング

リスニングは3つのパートに分かれ、合計30問が出題されます。

・会話の最後の発話に対する適切な応答を選ぶ問題:10問
・会話の内容について答える問題:10問
・短い物語や説明文の内容について答える問題:10問

準2級では、すべての音声が1回しか放送されません。 

そのため、一語一句を聞き取ろうとするのではなく、「誰が・何について・何をしたのか」など、話の中心となる情報を1回でつかむ練習が重要です。

特に第1部では最後の発話に対する応答を選ぶため、最後の発話を集中して聞くことがポイントです。ただし、それまでの会話の流れによって意味が決まる場合もあるため、会話全体の内容も押さえるようにしましょう。

二次試験は約6分間の個人面接です。

約50語の英文を音読したあと、

・音読したパッセージについての質問
・イラストに描かれた人物の行動や状況についての質問
・受験者自身の意見を問う質問

に答えます。 

音読では発音だけを意識するのではなく、英文の意味を理解しながら読むことが大切です。また、最後の質問では「Yes / No」だけで終わらせず、自分の意見に理由を付けて答える練習をしておきましょう。

準2級では、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングのすべてで、3級までに身につけた英語を「知っている」だけでなく、実際に使って内容を理解・表現する力がより重要になります。

英検®準2級を受験するメリット

この章では、英検®準2級を受験するメリットを解説します。中1・中2などの比較的若い生徒が受験する意義も、詳しく紹介します。

4技能をバランスよく学べる

英検®準2級に受かるには、「読む・聞く・話す・書く」の総合力が求められます。

そのため、合格に向けて勉強すれば、上記の4技能をバランスよく磨くことができます。

特に、準2級ではEメールを「読む」とともに、返信文を作成するという実践的な「書く」能力が問われます。これらをクリアすることで、英語を実用的に使える力が身につきます。

入学試験などで有利になる

準2級は、高校・大学入試などで出願資格、加点、得点換算等に活用される場合があります。活用方法は学校や入試方式によって異なるため、必ず志望校の最新の募集要項を確認してください。

英語力に自信が持てる

英検®準2級は一般の中学生には難しいので、合格という成功体験が、英語学習への自信や次の目標につながることが期待できます。

【英検®準2級】最短合格に向けたロードマップ

最短合格を目指すひとが最初に取り組むべきは、学習計画を立てることです。

まずは、ご自身が英語の基礎的な理解が十分かどうかを考えてみましょう。

具体的には過去問やサンプル問題をざっと読んでみて、わからない文法がなく、知らない単語があっても長文問題をある程度最後まで読み通せるかどうかが分かれ目になります。

3級を取得している場合の対策例

3級を取得している場合は、以下のような手順で対策するのがオススメです。

  1. 問題形式を確認したうえで、まずは最初から最後まで過去問を解いてみる
  2. 過去問の採点をし、自分の得意分野と苦手分野を知る
  3. 参考書で苦手分野の解法のポイントを確認して反復演習する
  4. 3と並行して単語帳を読んでボキャブラリーを鍛える
  5. 過去問をどんどん解いていく

基礎ができている場合は、過去問で得意/苦手を把握して、重点的に勉強すべきことを絞り込むことが大切です。

中学校範囲の英語に不安がある場合の対策例

中学校範囲の英語に不安がある場合は、以下のような順序をオススメします。

  1. 入門的な参考書を読み通して文法を学ぶ(※参考書は後の章で紹介します)
  2. 文法と並行して単語帳で基礎的な英単語を覚えていく
  3. 参考書を読み切ったらすぐに過去問を解いてみる
  4. 過去問を採点して苦手分野を把握したら、該当箇所の参考書を復習する
  5. 最初はひとつの過去問を繰りかえし解いて、慣れたら次へ移るのを繰りかえす
中学校の範囲に不安がある場合は、まずは文法を理解することから始めましょう。特に頻出する文法事項、時制、不定詞、比較、受動態を重点的に学習しましょう。
 
その後、できるだけ早いうちに過去問にトライすることが大切です。

なお、基礎ができているかどうかを問わず、リスニング対策には慣れが必要です。できるだけ早い段階から継続的に勉強しましょう。

二次対策は一次試験後でも間に合いますが、本番で緊張しないためには英検®対策レッスンを受けることをオススメします。講師との英会話に慣れておけば、面接試験で苦労することは無くなります。

英検®対策ができるオンライン英会話「クラウティ」

クラウティは、英検®準2級をバッチリ対策できるオンライン英会話サービスです。一次試験・二次試験のどちらのレッスンも揃っており、これらを通じて文法・表現に関する知識の定着とリスニング力が向上します。

月額4,950円〜と業界内でもトップクラスの低価格で、最大限に活用すれば1レッスンが73円〜とかなりお得です。また、英検®対策に限らず、多彩なカリキュラムを用意しています。

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【英検®準2級】単元ごとの最短合格に向けた勉強法

この章では、単元ごとに準2級の最短合格に向けてオススメな勉強法を紹介します。

単語・熟語の勉強法

単語・熟語を確実に習得するためには、単語帳を一冊に絞ることが大切です(オススメの単語帳は次の章で紹介いたします)。

覚えられない単語があっても、気にせずに読み通すようにしましょう。何周も反復して読み通すうちに、自然と英単語を習得できます。

単語帳アプリで発音を確認しながら、綴りを書くのも効果的です。声に出して書くことで、スペルと発音を関連付けて覚えられるようになり、ライティングの際にも役立ちます。

なお、英検®準2級の合格に必要な単語数は、3600語といわれています。

文法・長文読解の勉強法

文法理解も、一冊の参考書に絞って確実に習得することが重要です。まずは読み通してみて、どんな文法項目があるのかを理解しましょう。

そのうえで確認問題をやりながら、自分が間違えやすい文法項目をチェックします。

参考書を通読したら、苦手な文法項目を中心とした復習に切り替えましょう。

例文を暗記することも有効です。算数の公式のように、試験の際に思い起こすことで、正しい答えを導くためのヒントになります。

文法理解がある程度進んだら、今度は長文読解に取り組みましょう。

一番オススメなのは、時間を測って解いてみることです。制限時間を設けることで、普段から英文を読むスピードを上げることができます。

本番に強くなるためにも、できるだけ時間を測りながら解くようにしましょう。

ライティングの勉強法

英検®準2級のライティング対策では、構成のパターンを知ることが効果的です。

たとえば、意見論述問題では、疑問文に対して賛成か反対の立場を明確にしたうえで「語数の目安は50~60語」といった条件があります。設問と回答の例を以下に紹介します。

設問:Do you think students should take part in club activities at school?

解答:①I think that students should take part in club activities. I have two reasons. ②First, students can make friends. For example, I met many nice people when I joined the art club. ③Second, they can become healthier. If they join a sports team, they will exercise every day. ④That is why I think they should join club activities.

(生徒はクラブ活動に参加すべきだと思います。理由は2つあります。まず、クラブ活動で生徒は友達を作ることができるからです。例えば、私が美術部に参加した際、多くの素敵な人たちに出会いました。次に、健康にいいからです。もし生徒がスポーツチームに入ったら、毎日運動することになるでしょう。これらの理由から、生徒はクラブ活動に参加すべきだと思います。)

上記の解答は①主張、②理由その1と例、③理由その2と例、④結論という構成になっています。これは回答で使える定番パターンのひとつです。

  1. I think that ~
  2. First,
  3. Second,
  4. That is why~

上記のような定番パターンは参考書に複数載っていますので、使いやすいものを身につけましょう。理由を書くときに応用しやすい以下のような定型表現を覚えるのもよいです。

パターンや表現を覚えたら、実際に文章を組み立てて書いてみる訓練をしましょう。主張が賛成か反対かではなく、論理的かどうかがポイントなので、理由や例を書きやすい方の主張を選びましょう。

また、学校や塾の先生に添削してもらうこともオススメです。添削を受けることで、表現力を磨くことができます。

リスニングの勉強法

過去問を本番と同じ1回再生で解く

→聞けなかった部分だけスクリプト確認
→もう一度聞く
→音読・リピーティング
→余裕があればシャドーイング

「シャドーイング」とは、リスニング音声を追いかけるようにまねる練習法です。リスニングだけでなく、スピーキングにも効果があるとされています。

シャドーイングに慣れることで、速い読みあげにも付いていけるようになります。音声の再生中に英文が自然と頭に入ってくるようになり、理解も深まりやすくなります。

シャドーイングは慣れるまでに時間がかかるため、、単語や短い文ごとに切って音読するリピーティング、英文を見ながら音声に重ねて音読するオーバーラッピングと、段階を踏んで慣れていきましょう。

リスニング対策には、聞き取れた英語を紙に書きだす「ディクテーション」も効果的です。

慣れないうちは手が追い付かないかもしれませんが、練習するうちにスラスラと書けるようになります。全文を書きとるのは時間がかかるため、聞き取れなかった1〜2文だけ書き取るだけでも効果が見込めます。

シャドーイングとディクテーションは英検®準2級の合格後にも長く役立つ練習法なので、この機会にやり方を覚えておくとよいでしょう。

いずれの練習法も難しい場合は、音声再生アプリを使ってスクリプトを見ながら倍速再生するのがオススメです。

倍速再生なら自分に合った速さから徐々にレベルを上げていけます。スクリプトを速いペースで読んでいくだけでも、充分、英語の勉強になるはずです。

スピーキングの勉強法

スピーキング対策としては、使える表現やフレーズを暗記することが有効です。

ライティング同様に、パターンを覚えることで二次試験の面接も突破しやすくなります。会話文がメインなので、よくある面接官の質問と回答時に役立つ構文を参考書から探して暗記しましょう。

返事に困ったときのために、以下のフレーズや表現を身につけておくのもオススメです。

回答を考え中のとき:Let me see、Well…..、Let me think.

質問を聞き直すとき:Pardon?、Pardon me?

自分の声を録音して聞いてみることも効果的です。「思ったよりも声が小さい」「ここの発音があいまいだ」といった気付きを得られます。

スピーキング対策で最もオススメしたいのは、オンライン英会話レッスンです。

普段から英会話に慣れておくことで、本番でも焦らずに話すことができるようになります。専用の二次試験対策のプログラムを受ければ、弱点も克服できるでしょう。

オンライン英会話「クラウティ」の体験談

生きた英語ならではの言い回しや、英語表現の仕方が楽しいようです。クラウティを始めて3年位で、下の子は小学校5年生で英検®4級、上の子は中学校2年生で英検®2級を合格しました!(小6、中3、石丸和美さん)

【英検®準2級】オススメの参考書・問題集

この章では、準2級の最短合格に向けてオススメの参考書と問題集を紹介します。

『英検®準2級 でる順パス単 新装5訂版』

『英検®準2級 でる順パス単 新装5訂版』は、英検®単語帳として人気の高い「でる順パス単」シリーズの準2級版です。

直近過去5年分の過去問を徹底分析し、出題されている語が頻出順に並べられています。優先度の高い単語から覚えられるという点で、最短合格を目指す人に向いています。

アプリ対応なので、スマホやタブレットから気軽に音声を再生できるところも使いやすいです。「単語編」「熟語編」それぞれに見出し語を覚えたかどうかをチェックできるテストが付いています。

『DAILY3週間 英検®準2級 集中ゼミ 7訂版』

『DAILY3週間 英検®準2級 集中ゼミ 7訂版』は、1日30分×3週間で英検®の一次試験対策ができる人気シリーズです。

1日の勉強量が定められているため、学習計画が立てやすいという利点があります。巻末に模擬テストが付いているだけでなく、面接対策のポイントと練習問題1セットも収録。

2024年度以降の新形式にも対応しています。ライティングに追加された「Eメール」問題の詳しい解説とオリジナル問題が収録されているところもオススメです。

『英検®準2級をひとつひとつわかりやすく。改訂版』

『英検®準2級をひとつひとつわかりやすく。改訂版』は、準2級の突破に必要な知識を超基礎レベルから解説している参考書として定評があります。

合格のためのポイントがオールカラーでわかりやすく解説されているため、文法などが苦手な人にはうってつけです。解答のコツが身についたかどうかを確認できる予想問題も豊富。

こちらも2024年度の新形式に対応していて、「Eメール」問題の解説と演習も十分できます。模擬試験1回分と二次試験対策も収録されています。最初の一冊にオススメです。

『10日でできる! 英検®準2級 二次試験・面接 完全予想問題 新装改訂版』

『10日でできる! 英検®準2級 二次試験・面接 完全予想問題 新装改訂版』は、二次試験の面接対策に特化した予想問題集です。

10回の予想問題を収録。試験会場に到着してから面接室での質問に答えて会場を出るまでの流れを、スマートフォンやPCで確認できます。

切り取り式の問題カードが付いているため、本番のシミュレーションもばっちりです。CBT形式の面接を体験できるWeb模試もあります。

【英検®準2級】勉強法に関するよくある質問

Q1.独学でも合格できますか?

独学でも英検®準2級に合格することは可能です。

ただし、専門の英検®対策レッスンを受けたほうが講師から文法の解説や表現の直しを受けられるのでオススメです。特にスピーキング対策は独学では難しいでしょう。

Q2.英検®3級とは違う勉強が必要ですか?

基本的な勉強法に違いはありません。

ただし、準2級は長文の空所補充問題が加わるので、読解力が問われます。3級を受験するときよりも長文を読みこなす練習が必要です。

時間配分もシビアになってくるので、長文問題を早めに解く訓練をしましょう。

Q3.裏ワザ的なテクニックはありますか?

英検®準2級は3級などに比べて難しいため、日々の勉強の成果が問われます。これを実践すれば合格できるという「裏ワザ」はないと考えておいてください。

ただし、高得点を取るためのコツやテクニックはあります。

たとえば、リスニングの第1部では以下のような会話の順序になります。

■第1部の設問例

Aさん:Hey, it’s Linda. How have you been?

Bさん:Hi, Linda. I’m doing well, thanks.

Aさん:I was thinking it would be great to catch up and have coffee. What about next week?

Bさん:
①I had coffee this morning.
②I’ll have a tea instead. 
③Wednesday works for me.

※上記の英文は2024年第1回試験のリスニング音源Part.1より抜粋

ここで注目すべきポイントは、3番目の発話です。”What about next week?”(来週はどう?)が聴き取れれば、③の”Wednesday works for me.”(水曜日だと都合がいい)が答えとわかります。

このように最後の発話を集中して聞くことで、答えの判断ができる場合があります。ただし、確実ではないため、迷った時の判断材料にとどめ、意味を正確に判断するためにも、それまでの会話の流れも押さえましょう。

試験形式に慣れながら、こうしたポイントを早めに見つけることが最短合格のコツです。

Q4.ノー勉のまま当日になってしまいました。今からできることは?

まずは、時間配分を考えながら過去問に目を通しましょう。時間があれば実際に解いてみることをオススメします。

問題傾向を把握できたら、自分が得点できそうな設問と苦手な設問を分けましょう。その上で確実に得点できる問題をきちんと正答することが大切です。

また、リスニング問題などは一度でも解いておくと本番の焦りを減らせます。少しでも時間があるなら、問題音声を最初から最後まで通しで聴いてみてください。

まとめ:勉強法を理解して英検®準2級に最短合格しましょう

このコラムでは、英検®準2級の最短合格にオススメな勉強法と参考書を解説してきました。

英検®準2級に最短合格するポイントは、自分に合った勉強法を見つけることです。

本文でも紹介したように、オンライン英会話サービスのクラウティは、通常の英会話レッスンだけでなく、英検®対策にも効果的なカリキュラムを取り揃えています。

準2級以外の勉強もできるので、さらに先の英語学習を考えている親御さまにもオススメです。

クラウティが対応している英検®対策の級

一次試験対策:5級、4級、3級、準2級、2級、
二次試験対策:3級、準2級、2級、準1級

また、1人分の料金で家族みんなが利用できるため、親御さまと一緒に楽しみながら英語を学ぶこともできます。

今なら無料体験レッスン実施中ですので、興味がある方はぜひ試してみてください!

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※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

この記事を監修した専門家

有馬剛介
有馬剛介

大手進学塾にて約20年間、小学生〜高校生の英語指導に従事。中学受験・高校受験・大学受験まで幅広く指導し、多くの生徒の英語力向上を支援。その後教育ICT企業にて開発責任者として、オンライン英会話をはじめとした新しい英語学習サービスの開発に携わる。理論と実践、現場指導とEdTechの両面から、日本の英語教育の課題解決に取り組む。

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