【英検®準2級】最短合格に向けた勉強法とオススメの参考書を解説
短期間で英検®準2級に合格するためには、効果的な勉強法を知っておくことが大切です。
このコラムでは、英検®準2級の最短合格に向けて、最適な勉強法とオススメの参考書を解説します。
最新の試験内容や、合格に向けたロードマップ(手順)も紹介しますので、英検®準2級を受験予定のひとはぜひ読んでみてください。
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【最新版】英検®準2級の試験内容
英検®とは、公益財団法人日本英語検定協会が主催している「実用英語技能検定」のことです。英語能力を測る検定として、小学生から社会人まで幅広い年齢層に知られています。
級数は1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つで、年に3回、実施されます。
準2級は長文の穴埋め問題が加わるなど、より高度な読解力が求められる級です。受験者の多くは中学生・高校生となっています。
試験内容
英検®準2級の試験内容には、一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接形式のスピーキング)があります。
一次試験(筆記・リスニング)
一次試験は、筆記試験(80分)とリスニング(約25分)に分かれます。解答形式はマーク式で、筆記試験の後にリスニング試験が行われます。
問題の構成は、下記のとおりです。
測定技能 | 問題番号 | 問題形式 | 詳細 | 設問数 | 解答形式 |
---|---|---|---|---|---|
リーディング | 1 | 短文の語句空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う | 15 | 4肢選択(選択肢印刷) |
2 | 会話文の文空所補充 | 会話文の空所に適切な文や語句を補う | 5 | ||
3 | 長文の語句空所補充 | 短い文章の空所に文脈に合う適切な語句を補う。(物語文・説明文) | 2 | ||
4 | 長文の内容一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。(Eメール・説明文) | 7 | ||
ライティング | 1 | Eメール | 返信メールを英文で書く。 | 1 | 記述式 |
2 | 英作文 | 質問に対する意見を英語で論述する。 | 1 | ||
リスニング | 第1部 | 会話の応答文選択 | 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う(放送回数1回) | 10 | 3肢選択(選択肢印刷) |
第2部 | 会話の内容一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える(放送回数1回) | 10 | 4肢選択(選択肢印刷) | |
第3部 | 文の内容一致選択 | 短い物語文・説明文の内容に関する質問に答える。(放送回数1回) | 10 |
主な場面・題材 | |
---|---|
場面・状況 | 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど |
話題 | 学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、 道案内、海外の文化、人物紹介、歴史、教育、科学、自然・環境など |
二次試験(スピーキング)
二次試験は、面接形式でのスピーキング(約6分)です。日本人もしくはネイティブスピーカーの面接官と1対1で会話します。
問題の構成は、下記のとおりです。
測定技能 | 問題番号 | 問題形式 | 詳細 |
---|---|---|---|
スピーキング | 音読 | 50語程度のパッセージを読む | |
No.1 | パッセージについての質問 | 音読したパッセージの内容についての質問に答える。 | |
No.2,3 | イラストについての質問 | イラスト中の人物の行動や物の状況を描写する。 | |
No.4,5 | 受験者自身についての質問 | 日常生活の身近な事柄についての質問に答える。(問題カードのトピックに直接関連しない内容も含む) |
【補足】2024年度の問題形式リニューアルによる変更点
2024年度の第1回検定から、英検®3級以上の級で一部問題がリニューアルされました。
英検®準2級の問題形式リニューアルの変更点
- 大問1の短文の語句空所補充問題(熟語・文法問題など)が5問削除された
- 大問3Bの長文の語句空所補充が3問削除された
- 英作文が1題から2題に増えた(意見論述に加えてEメールの返信文作成が追加)
- 筆記の試験時間が75分から80分に伸びた
変更後の試験内容は、前の項目をご覧ください。
英検®公式の問題形式リニューアルサイトから新しい英作文の出題例を確認できます。
「準2級プラス」との違い
2025年度より、新たに「準2級プラス」という級が導入されます。
準2級プラスのポイント
- 2級と準2級の橋渡しのために作られた級
- 2級ほどの語彙力や複雑な文構造の理解は求められない
- 準2級よりも抽象度が高いトピックを扱う
- 準2級よりも詳細で具体的な情報処理が求められる
- 準2級プラスの新設で他の級の合格ラインなどに変更はない
準2級と準2級プラスは別物なので、受験予定の方はご注意ください。
なお、準2級プラスの問題サンプルは、以下の英検®公式サイトから確認できます。
試験日程
英検®準2級の試験日程は、例年、下記のようになっています。
一次試験 | 二次試験 | |
---|---|---|
第1回 | 6月 | 7月 |
第2回 | 10月 | 11月 |
第3回 | 1月 | 3月 |
2024年度の試験日程(本会場での個人受験)は、下記のとおりです。
受付期間 | 一次試験 | 二次試験 | |
---|---|---|---|
第1回 | 3⽉15⽇〜5⽉8⽇ | 6月2日(日) | A日程:7月7日(日)B日程:7月14日(日) |
第2回 | 7⽉1⽇〜9⽉9⽇ | 10月6日(日) | A日程:11月10日(日)B日程:11月17日(日) |
第3回 | 11⽉1⽇〜12⽉16⽇ | 2025年1月26日(日) | A日程:2025年3月2日(日)B日程:2025年3月9日(日) |
※受付期間はインターネット申し込みの場合です。コンビニ支払い・郵便局ATM(Pay-easy)支払いの場合、書店申し込みの場合は締切日が異なります。詳細は英検®公式サイトをご確認ください。
※準会場での団体受験の場合は受付期間が異なります。試験日も複数選択できます。
※A日程かB日程かは受験者が20歳以上かどうかで決まります。詳細は下記サイトをご覧ください。
レベル
英検®準2級のレベルは、高校中級(高校2年生)程度です。家族・趣味・スポーツといった身近なトピックに加え、教育や科学などをテーマにした長文の空所補充問題があります。
リスニングパートでは、英検®3級では読み上げが2回だったものがすべて1回になるなど、難易度が増しています。
比較的難しいとはいえ、中学生でも要点を絞ってきちんと勉強すれば、合格は可能です。
実際、英検®公式サイトには中学2年生で合格された2名の方の体験談が掲載されています。
合格点と合格率
公式に発表されている英検®準2級の合格点(合格基準点)と合格率は、以下のとおりです。
一次試験 | スピーキングテスト | |
---|---|---|
合格点 | 1322/1800点 | 406/600点 |
合格率* | 36.7% | ― |
*合格率は2015年のものになります。2016年以降、公式によるデータ発表はありません。
勉強時間の目安
英検®準2級の合格に必要な勉強時間は、未習分野がどのくらいあるか、英会話の経験があるかどうかなどによって開きがあります。
一般的な勉強時間は、英検®3級の合格者で、最低30時間といわれています。
ゼロからの勉強の場合は、170時間という意見もあります。
個人差が大きいので、合格までの勉強時間はあくまでも「ひとによる」と考えておきましょう。
過去問
英検®準2級の過去問は、英検®公式サイトから過去1年(3回)分を無料ダウンロードできます。
解説付きの過去問としては、6回分の過去問題集がテキストで出版されています。
2024年度版 英検®準2級 過去6回全問題集【音声アプリ・ダウンロード付き】
英検®準2級に合格するには過去問を解くことが不可欠です。必ず一度は目を通すようにしましょう。
出題傾向
英検®準2級の一次試験の出題傾向等は、以下のようになっています。
リーディング
※2024年度の問題形式リニューアルに伴い現時点では出題傾向のデータなし
ライティング
1問目:Eメールへの返信=200語程度の友達への誘いやお願いごと、家族とのやりとり
2問目:論述問題=300語程度の歴史社会等の文系トピックか環境問題等の理系トピック
リスニング
第1部:会話の応答文問題=10問
友人との会話=39%、店員等との対話=34%、家族との対話=19%、その他=8%
第2部:会話の内容一致問題=10問
友人との会話=36%、店員等との対話=36%、家族との対話=25%、その他=3%
第3部:文の内容一致問題=10問
個人の説明=53%、公共放送=20%、文系の一般教養=18%、理系の一般教養=9%
英検®準2級を受験するメリット
この章では、英検®準2級を受験するメリットを解説します。中1・中2などの比較的若い生徒が受験する意義も、詳しく紹介します。
- 4技能をバランスよく学べる
- 入学試験などで有利になる
- 英語力に自信が持てる
4技能をバランスよく学べる
英検®準2級に受かるには、「読む・聞く・話す・書く」の総合力が求められます。
そのため、合格に向けて勉強すれば、上記の4技能をバランスよく磨くことができます。
特に、準2級ではEメールを「読む」とともに、返信文を作成するという実践的な「書く」能力が問われます。これらをクリアすることで、英語を実用的に使える力が身につきます。
入学試験などで有利になる
英検®準2級を取得していると、高校の入学試験などで優遇してもらえます。
英検®準2級の合格者が受験で有利になる例
- 特待生の判定で有利になる
- 推薦入試の出願資格や出願優遇を得られる
- 入学金免除や授業料の半額給付を得られる
- 英語の試験で加点や見なし得点扱いになる
2024年時点で英検®準2級を入試で活用している私立中高は231校です。英検®の公式サイトで学校名を確認できます。
英語力に自信が持てる
英検®準2級は一般の中学生には難しいので、合格すれば英語力に自信が持てるはずです。
高校生でも苦戦する試験を突破できれば、自己肯定感そのものも上がります。
英語力に自信が付くことで、他の教科の勉強にも積極的になったという生徒や、成績の底上げにつながったという生徒もいます。
【英検®準2級】最短合格に向けたロードマップ
最短合格を目指すひとが最初に取り組むべきは、学習計画を立てることです。
まずは、ご自身が英語の基礎的な理解が十分かどうかを考えてみましょう。
具体的には過去問やサンプル問題をざっと読んでみて、わからない文法がなく、知らない単語があっても長文問題をある程度最後まで読み通せるかどうかが分かれ目になります。
基礎ができているひとの対策例
基礎ができているひとは、以下のような手順で対策するのがオススメです。
- 問題形式を確認したうえで、まずは最初から最後まで過去問を解いてみる
- 過去問の採点をし、自分の得意分野と苦手分野を知る
- 参考書で苦手分野の解法のポイントを確認して反復演習する
- 3と並行して単語帳を読んでボキャブラリーを鍛える
- 過去問をどんどん解いていく
基礎ができている場合は、過去問で得意/苦手を把握して、重点的に勉強すべきことを絞り込むことが大切です。
基礎ができていないひとの対策例
基礎ができていないひとには、以下のような順序をオススメします。
- 入門的な参考書を読み通して文法を学ぶ(※参考書は後の章で紹介します)
- 文法と並行して単語帳で基礎的な英単語を覚えていく
- 参考書を読み切ったらすぐに過去問を解いてみる
- 過去問を採点して苦手分野を把握したら、該当箇所の参考書を復習する
- 最初はひとつの過去問を繰りかえし解いて、慣れたら次へ移るのを繰りかえす
基礎ができていないひとは、まずは文法を理解することから始めましょう。その後、できるだけ早いうちに過去問にトライすることが大切です。
なお、基礎ができているかどうかを問わず、リスニング対策には慣れが必要です。できるだけ早い段階から継続的に勉強しましょう。
二次対策は一次試験後でも間に合いますが、本番で緊張しないためには英検®対策レッスンを受けることをオススメします。講師との英会話に慣れておけば、面接試験で苦労することは無くなります。
クラウティは、英検®準2級をバッチリ対策できるオンライン英会話サービスです。一次試験・二次試験のどちらのレッスンも揃っており、これらを通じて文法・表現に関する知識の定着とリスニング力が向上します。
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クラウティについて詳しく知る【英検®準2級】単元ごとの最短合格に向けた勉強法
この章では、単元ごとに準2級の最短合格に向けてオススメな勉強法を紹介します。
単語・熟語の勉強法
- まずは一冊に絞って通読する
- 何度も反復する
- 音声を聞いて発音しながら書く
単語・熟語を確実に習得するためには、単語帳を一冊に絞ることが大切です(オススメの単語帳は次の章で紹介いたします)。
覚えられない単語があっても、気にせずに読み通すようにしましょう。何周も反復して読み通すうちに、自然と英単語を習得できます。
単語帳アプリで発音を確認しながら、綴りを書くのも効果的です。声に出して書くことで、スペルと発音を関連付けて覚えられるようになり、ライティングの際にも役立ちます。
なお、英検®準2級の合格に必要な単語数は、3600語といわれています。
文法・長文読解の勉強法
- 一冊の本を反復演習する
- 重要な例文を暗記する
- 時間を測って解く
文法理解も、一冊の参考書に絞って確実に習得することが重要です。まずは読み通してみて、どんな文法項目があるのかを理解しましょう。
そのうえで確認問題をやりながら、自分が間違えやすい文法項目をチェックします。
参考書を通読したら、苦手な文法項目を中心とした復習に切り替えましょう。
例文を暗記することも有効です。算数の公式のように、試験の際に思い起こすことで、正しい答えを導くためのヒントになります。
文法理解がある程度進んだら、今度は長文読解に取り組みましょう。
一番オススメなのは、時間を測って解いてみることです。制限時間を設けることで、普段から英文を読むスピードを上げることができます。
本番に強くなるためにも、できるだけ時間を測りながら解くようにしましょう。
ライティングの勉強法
- 構成パターンや定型表現を覚える
- 誰かに添削してもらう
英検®準2級のライティング対策では、構成のパターンを知ることが効果的です。
たとえば、意見論述問題では、疑問文に対して賛成か反対の立場を明確にしたうえで「語数の目安は50~60語」といった条件があります。設問と回答の例を以下に紹介します。
設問:Do you think students should take part in club activities at school?
解答:①I think that students should take part in club activities. I have two reasons. ②First, students can make friends. For example, I met many nice people when I joined the art club. ③Second, they can become healthier. If they join a sports team, they will exercise every day. ④That is why I think they should join club activities.
(生徒はクラブ活動に参加すべきだと思います。理由は2つあります。まず、クラブ活動で生徒は友達を作ることができるからです。例えば、私が美術部に参加した際、多くの素敵な人たちに出会いました。次に、健康にいいからです。もし生徒がスポーツチームに入ったら、毎日運動することになるでしょう。これらの理由から、生徒はクラブ活動に参加すべきだと思います。)
上記の解答は①主張、②理由その1と例、③理由その2と例、④結論という構成になっています。これは回答で使える定番パターンのひとつです。
- I think that ~
- First,
- Second,
- That is why~
上記のような定番パターンは参考書に複数載っていますので、使いやすいものを身につけましょう。理由を書くときに応用しやすい以下のような定型表現を覚えるのもよいです。
- It’s easy/difficult to~(~することが簡単/難しいです)
- If~, people don’t need to~(もし~なら、~しなくていいです)
- There are many good~(たくさんの良い~がある)
パターンや表現を覚えたら、実際に文章を組み立てて書いてみる訓練をしましょう。主張が賛成か反対かではなく、論理的かどうかがポイントなので、理由や例を書きやすい方の主張を選びましょう。
また、学校や塾の先生に添削してもらうこともオススメです。添削を受けることで、表現力を磨くことができます。
リスニングの勉強法
- シャドーイングする
- ディクテーションをする
- スクリプトを見ながら倍速再生に慣れる
「シャドーイング」とは、リスニング音声を追いかけるようにまねる練習法です。リスニングだけでなく、スピーキングにも効果があるとされています。
シャドーイングに慣れることで、速い読みあげにも付いていけるようになります。音声の再生中に英文が自然と頭に入ってくるようになり、理解も深まりやすくなります。
リスニング対策には、聞き取れた英語を紙に書きだす「ディクテーション」も効果的です。
慣れないうちは手が追い付かないかもしれませんが、練習するうちにスラスラと書けるようになります。
シャドーイングとディクテーションは英検®準2級の合格後にも長く役立つ練習法なので、この機会にやり方を覚えておくとよいでしょう。
いずれの練習法も難しい場合は、音声再生アプリを使ってスクリプトを見ながら倍速再生するのがオススメです。
倍速再生なら自分に合った速さから徐々にレベルを上げていけます。スクリプトを速いペースで読んでいくだけでも、充分、英語の勉強になるはずです。
スピーキングの勉強法
- 使える表現やフレーズを暗記する
- 声を録音して聞きなおす
- オンライン英会話レッスンを受ける
スピーキング対策としては、使える表現やフレーズを暗記することが有効です。
ライティング同様に、パターンを覚えることで二次試験の面接も突破しやすくなります。会話文がメインなので、よくある面接官の質問と回答時に役立つ構文を参考書から探して暗記しましょう。
返事に困ったときのために、以下のフレーズや表現を身につけておくのもオススメです。
回答を考え中のとき:Let me see、Well…..、Let me think.
質問を聞き直すとき:Pardon?、Pardon me?
自分の声を録音して聞いてみることも効果的です。「思ったよりも声が小さい」「ここの発音があいまいだ」といった気付きを得られます。
スピーキング対策で最もオススメしたいのは、オンライン英会話レッスンです。
普段から英会話に慣れておくことで、本番でも焦らずに話すことができるようになります。専用の二次試験対策のプログラムを受ければ、弱点も克服できるでしょう。
オンライン英会話「クラウティ」の体験談
【英検®準2級】オススメの参考書・問題集
この章では、準2級の最短合格に向けてオススメの参考書と問題集を紹介します。
『英検®準2級 でる順パス単 5訂版』
『英検®準2級 でる順パス単 5訂版』は、英検®単語帳として人気の高い「でる順パス単」シリーズの準2級版です。
直近過去5年分の過去問を徹底分析し、出題されている語が頻出順に並べられています。優先度の高い単語から覚えられるという点で、最短合格を目指す人に向いています。
アプリ対応なので、スマホやタブレットから気軽に音声を再生できるところも使いやすいです。「単語編」「熟語編」それぞれに見出し語を覚えたかどうかをチェックできるテストが付いています。
『DAILY3週間 英検®準2級 集中ゼミ 7訂版』
『DAILY3週間 英検®準2級 集中ゼミ 7訂版』は、1日30分×3週間で英検®の一次試験対策ができる人気シリーズです。
1日の勉強量が定められているため、学習計画が立てやすいという利点があります。巻末に模擬テストが付いているだけでなく、面接対策のポイントと練習問題1セットも収録。
2024年度の新形式にも対応しています。ライティングに追加された「Eメール」問題の詳しい解説とオリジナル問題が収録されているところもオススメです。
『英検®準2級をひとつひとつわかりやすく。改訂版』
『英検®準2級をひとつひとつわかりやすく。改訂版』は、準2級の突破に必要な知識を超基礎レベルから解説している参考書として定評があります。
合格のためのポイントがオールカラーでわかりやすく解説されているため、文法などが苦手な人にはうってつけです。解答のコツが身についたかどうかを確認できる予想問題も豊富。
こちらも2024年度の新形式に対応していて、「Eメール」問題の解説と演習も十分できます。模擬試験1回分と二次試験対策も収録されています。最初の一冊にオススメです。
『10日でできる! 英検®準2級 二次試験・面接 完全予想問題 改訂版』
『10日でできる! 英検®準2級 二次試験・面接 完全予想問題 改訂版』は、二次試験の面接対策に特化した予想問題集です。
10回の予想問題を収録。試験会場に到着してから面接室での質問に答えて会場を出るまでの流れを、スマートフォンやDVDで確認できます。
切り取り式の問題カードが付いているため、本番のシミュレーションもばっちりです。CBT形式の面接を体験できるWeb模試もあります。
一次試験に合格した方は、ぜひ手に取ってみてください。
【英検®準2級】勉強法に関するよくある質問
Q1.独学でも合格できますか?
独学でも英検®準2級に合格することは可能です。
ただし、専門の英検®対策レッスンを受けたほうが講師から文法の解説や表現の直しを受けられるのでオススメです。特にスピーキング対策は独学では難しいでしょう。
Q2.英検®3級とは違う勉強が必要ですか?
基本的な勉強法に違いはありません。
ただし、準2級は長文の空所補充問題が加わるので、読解力が問われます。3級を受験するときよりも長文を読みこなす練習が必要です。
時間配分もシビアになってくるので、長文問題を早めに解く訓練をしましょう。
Q3.裏ワザ的なテクニックはありますか?
英検®準2級は3級などに比べて難しいため、日々の勉強の成果が問われます。これを実践すれば合格できるという「裏ワザ」はないと考えておいてください。
ただし、高得点を取るためのコツやテクニックはあります。
たとえば、リスニングの第1部では以下のような会話の順序になります。
■第1部の設問例
Aさん:Hey, it’s Linda. How have you been?
Bさん:Hi, Linda. I’m doing well, thanks.
Aさん:I was thinking it would be great to catch up and have coffee. What about next week?
Bさん:
①I had coffee this morning.
②I’ll have a tea instead.
③Wednesday works for me.
※上記の英文は2024年第1回試験のリスニング音源Part.1より抜粋
ここで注目すべきポイントは、3番目の発話です。”What about next week?”(来週はどう?)が聴き取れれば、③の”Wednesday works for me.”(水曜日だと都合がいい)が答えとわかります。
リスニングの第1部は3番目の発話さえ聴き取れれば、正解できるケースが大半なのです。
試験形式に慣れながら、こうしたポイントを早めに見つけることが最短合格のコツです。
Q4.ノー勉のまま当日になってしまいました。今からできることは?
まずは、時間配分を考えながら過去問に目を通しましょう。時間があれば実際に解いてみることをオススメします。
問題傾向を把握できたら、自分が得点できそうな設問と苦手な設問を分けましょう。その上で確実に得点できる問題をきちんと正答することが大切です。
また、リスニング問題などは一度でも解いておくと本番の焦りを減らせます。少しでも時間があるなら、問題音声を最初から最後まで通しで聴いてみてください。
まとめ:勉強法を理解して英検®準2級に最短合格しましょう
このコラムでは、英検®準2級の最短合格にオススメな勉強法と参考書を解説してきました。
英検®準2級に最短合格するポイントは、自分に合った勉強法を見つけることです。
本文でも紹介したように、オンライン英会話サービスのクラウティは、通常の英会話レッスンだけでなく、英検®対策にも効果的なカリキュラムを取り揃えています。
準2級以外の勉強もできるので、さらに先の英語学習を考えている親御さまにもオススメです。
クラウティが対応している英検®対策の級
一次試験対策:5級、4級、3級、準2級、2級、
二次試験対策:3級、準2級、2級、準1級
また、1人分の料金で家族みんなが利用できるため、親御さまと一緒に楽しみながら英語を学ぶこともできます。
今なら無料体験レッスン実施中ですので、興味がある方はぜひ試してみてください!
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